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2007/02/10(土)
ふきのとう・・・・
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「ふきのとう」を知らない若い世代って・・・けっこう多いんだなぁ〜としみじみしてます。
昨日は若いお嬢さんとちょっと外出してたんですが・・・ 「『ふきのとう』をざっと炒めて砂糖醤油でからめて・・・」と話をしたら・・・・
「そういうふうに思いつかないですよ〜」
というので、驚きました。
いや・・・わたしが、突然思いついた料理じゃなくて「ふき」って普通につんで食べませんか? 「ふきのとう」とか「たらのめ」とか、天ぷらにしたり、きんぴら風に普通つくるもんじゃないのか?と不思議に思いました。
っていうか、以前住んでた家の近所の人たちも普通に「ふき」つんだりしてました。横浜ですが、田舎な部分も多いので。
前の家では「茗荷」や「シソ」や「さんしょう」もハ-ブと一緒に植えたりしてたし、ブラックべリ-も植えて、摘んではジャムとか作ってましたし・・・・。
その若いお嬢さんはとても裕福な家庭出身で何しろ、自分で盛んに「うちはお金持ちだ」と五分に一回はいうくらいお金持ちらしいけれど食生活を聞いてると、とてもそうとは思えない・・・全部「買ってきて」済ませる育ち方をしてるらしくて、「何もできない」「何もしらない」らしい・・・。 なんか・・・ご両親は「食費」と「料理にかかる時間」(「家事労働は収入がない」と母子ともに嫌なのだそうな。家のことをするくらいなら外で働きたいそうな・・・)をきりつめてきりつめて「お金持ち」になったんだろうか・・・・と思うくらい、何もしらない。
そして、一番びっくりしたのは
「貧乏」イコ-ル「優秀じゃない人間」 「お金持ち」イコ-ル「優秀な人間」
だと思い込んでるらしい価値観。いったい誰が教えたんだろう。
・・・・水墨画の関係で中国の方とも交流がありますが、彼らは「文人的価値観」(インテリだけど貧乏。まあよくいえば清貧)をとてもよく理解してたし、イギリス人やカナダ人ともパッチワ-クの関係で文通してた時期がありましたが、やはり、ハンドメイドや、庭の自然とかを愛していて話もよくあったのに・・・・
このお嬢さんはいったいどこの国のひとだろう・・・ とまるで「外人」のようなかんじがしました。
これが今の若いひとたちなのか〜と。
「裕福」ってなんだろう・・・となんか考えさせられました。
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