|
2007/05/01(火)
ペンキ塗り
|
|
|
キッチンとお風呂場の間に「小さな間仕切り」を作ってつけたんですが・・・・そのときに使った白いペンキがあまった。
で・・・お風呂場の窓枠がずいぶん傷んで汚れていたので、窓枠だけ、そのあまったペンキで塗ったのであります。
そしたら・・・俄然他の壁の汚れも気になりだしてしまった。
いや・・・これ、そうなるんじゃないかと思って「家屋のペンキ塗り」だけは「やるまい」と心に誓っていたのであります。
なにしろ賃貸物件ですし・・・賃貸契約書には「付帯設備の修繕に関しては借主もち」となっているので、「なにか壊れたらこっちが直す」ことになってはいるんですが、老朽化で壊れる家そのものを直すのはこちらの責任ではないので、『古くて汚い』部分に関しては、「我慢」するか、我慢できなきゃ「大家さんにプレゼント」する気持ちで「美化」する。もちろんこっちもち。
で・・・、この家の大家さんは、この築40年のこの家を前の持ち主から買ったわけで、もともと大家さんのものじゃなかったので、前の持ち主の方が、ご自分であちこちペンキを塗った形跡があるんですね。 そのペンキの塗り方といったらもう。。。。
「豪快」の一言につきる。
とにかくぬっちまえ!!
ってな勢いで塗ったのか、あっちこっちはみ出してるわ、砂壁にもペンキ塗っちゃって、しかも途中でやんなったのか・・・・
終わってる。
この家にはおばあさんが一人暮らしだった・・・と近所の方に教えてもらったんですが、一人暮らしになる前は「ご主人」がいらして、年老いてご病気か何かで先に他界された様子。この「ご主人」のこともご近所の方から少しうかがっていたりいたします。 不思議と前のご主人のうわさが耳に入るので、「この家」に前の持ち主の方たちの「想い」が残っていて、それを私に聞いて欲しくて周囲のひとの口を借りて伝えてくるのかもしれません。(ちょびっとオーラの泉っぽく。)
で・・・その残った「おばあさん」のために「誰か」が古い家をキレイに塗り替えてあげようとしたみたいなんですね。
しかし、養生(ペンキぬりとかにする、他にペンキがはみ出ないようにテープをはってカバーすること)とか、ぜんぜんしないで、とにかく白いペンキでドシドシ「力まかせ」に塗って・・・・途中で疲れたのか・・・やめたらしい。
察するに勝気な「女性」が、がんばった形跡がみられる。
で・・・この「中途半端に終わってるペンキ塗り」の後を引き継ぎたくなってる衝動をぐっとこらえているわけです。しかもちゃんと「養生」とかやって、やるからにはキチンとやりたい。 となると・・・相当覚悟と体力がいるわけで・・・・。 ただでさえ体力ないのでここはひとつ「我慢」。
じぶんちなら少しずつ時間かけてでも塗っちゃうんですけど・・・借り物だし・・・次回契約更新できるかどうかわかんないし・・・・残念なんですが。
|
|
|