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2007/05/25(金)
最近の楽しみ
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テレビドラマってのを自分からはめったに見ない人間なんですが・・・(だいたい、家族の誰かが見てるついでに自分も見てるかんじ。)テレビ朝日の「捜査一課9係」だけは自分から曜日を覚えていてちゃんと見るようにしていたりします。NHK「風林火山」もわりと自分から見てるかな〜。
で・・・おなじテレビ朝日で「その男、副署長」っていうのがありますが、そちらは昨日はじめてみました。(テレビがついてたので。)
「9係」の係長の渡瀬恒彦と「その男、副署長」の副署長の船越英一郎がなんというか、対象的な上司というか人物像で、両方見るとなかなか面白い。
「9係」の係長の渡瀬恒彦は、部下たちを使うのがうまくて、本人はいつも飄々として、あまり動きまわらない。でも、全体の動きは常に把握していて、部下が気がつかないようなところをさりげなくフォローするタイプ。
「副署長」の船越英一郎は、「部下には任せておけねーぜ」といわんばかりに、制服を脱ぎ捨てて自分から捜査にいっちゃう。 とにかく「熱血」タイプ。船越英一郎の消防士「紅蓮次郎」も題名どおり、消防なのに暑苦しいドラマでよかったです。嫌いじゃないです。直球な「正義漢」「熱血もの」。現実世界の消防士さんや警察官とかが全員「船越英一郎演ずる消防・警察官」だったらいいのにねぇ〜と思うくらいなので船越英一郎のドラマもけっこう好きです。
で・・・両者を比較すると・・・
「9係」は「部下が熱血」「部下のお宅は出てくるのに係長のお宅が出てこない」。
「副署長」は「副署長本人が熱血」「副署長家族で夕飯シーンが多い安浦刑事タイプ」。
まったく対照的な設定。しかし両者とも奥さんがいなくて「子持ち」という点は共通点。
ほんじゃ仮にどっちの上司の下で働きたいか・・・と聞かれたら、わたし的には「9係」の係長タイプがいい。 あんまり上司が熱血だと、なんか・・・うっとおしいというか・・・。(^^;)
9係の個性の強い部下たちのやりとりも見ていて楽しい。(でもあのチームに入って仕事しろといわれたら絶対入りたくない。毎度毎度仲間うちであんなに喧嘩ごしなんて・・・疲れる。)
9係の部下たちは常に自主的に動いて、あまり係長に指示を仰がないし、捜査の方針が食い違うとかで食って掛かることもない。 係長の渡瀬恒彦は部下たちも事件も、いつもすべてを静かにじっと見ている。 その渡瀬恒彦係長ごと、端から「岡目八目」で見てるのが楽しいのが「9係」。
係長のお料理も毎週楽しみです。
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