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2007/05/28(月)
息子に・・・・
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「アスペルガーなんじゃねーの?」
と・・・・言われました。
「高機能自閉症ってやつ?でもアタシテーブルの下に落とした爪楊枝の数を瞬時に言い当てたりカレンダー計算とかできないよ。結構、場の空気読むの得意だしっていうか、人の顔色伺いっぱなしでいつもビクビクしっぱなし。」
というと・・・
「・・・・。んじゃ高機能自閉症っぽい人」
『っぽい人』・・・。
確かに子供のころから「LD児」っぽいところもあった。 今でもそれはあって、覚えにくい「名前」とか結構ある。 「内山」と「山内」をどうしても間違えたり。
エジソンだっただろうか・・・ちょっと記憶が不確かだが「CAP 」と「CUP」の違いがどうしても見分けられなかった・・・・という話しがあったと思うが、実は私は子供のころカタカナの「ン」と「ソ」、「ツ」と「シ」の見分けがつかなくて、前後の単語の組み合わせで判断していた。書き分けられるようになったのは実は20才過ぎ。
ところが興味のあるものに関してはとんでもない集中力と記憶力を発揮。その間疲れを感じないから倒れる寸前までやってしまう。数年前から、寝食を忘れて集中する癖を治そうと、とにかくお腹がすいたら、「食べる」ように習慣づけることにした。
でもやはり、そんな性格なのと、こういう仕事をしているので「電話」が嫌い。よほどの緊急なときくらいしか使わない。
集中して仕事しているときや、疲れきって寝てるときにかかってくるのが強烈なストレスになるときがある。
その点メールは時間を拘束されないので気楽。
で・・・関心のないことは・・・・ 忘れるというより、はじめから覚えてない。
一番困るのが自分の携帯電話番号。覚える気が100%ないから覚えられない。
一方関心のあること、好奇心を持ったことは「追求」しないでおれない。だから今更大学の勉強なんぞを必死でやっている。
絵に関しても、何故「油絵」や「テンペラ」を描かないで「水墨画」にしたかというと、あの強烈なシンナーの匂いが耐えられないから。(「色覚障害なんじゃないか・・・」という容疑が最近よくかけられますが、違います。っていうか、女性ってのは保因者で障害ってのは出ないもんだと思い込んでいたくらい、「色覚障害に関しての知識」もなかったので自分が色がわからないから白黒の水墨画を描いているのではないか・・・と疑われるなんて思いもよらなかったです。)日本画は「岩絵の具」が高くて手が出ませんでした。爆 水彩絵の具には「透明絵の具」と「不透明絵の具」というのがあるんですが、水墨画や墨絵で使う「顔彩」という絵の具がこの「透明絵の具」に近い。 透明絵の具も顔彩も「水」で色が薄くなる。 でも、透明絵の具は「しろ」を混ぜないと「薄い色」は作れない。 緑を薄緑にするには、透明絵の具は「水を多目」にすればたやすく作れるが、不透明絵の具は「白い絵の具」を混ぜることで明度を上げていく。
まあいろんな技法の中から自分にあった「画材」を選んでいくわけです。
アスペルガーから随分話題がそれましたが・・・ 「人と一緒にいるのが好き」「寂しがりや」 っていう人は、絵描き・物書き・クリエイターにはむいてない。
人といる時間に絵や文を書いているわけで。 多少「自閉症」っぽい人間じゃなきゃ駄目なのかもしれません。 ------------------------------------------------------- 昨日庭で見つけた花。 名前が不明で捜索中。フリ-ジアに似た咲き方をして、オレンジと朱色の中間のような色(蛍光灯の下なので写真ではピンクに近くなっちゃってますが自然光の下だともっと朱色っぽいです。)の二センチ弱くらいの花をつけて、花弁が六枚でうち、下三枚に臙脂色の斑点が入っている・・・というかわいい花なんですが、山野草でいろいろ探してみてるんですが解りません。 「君の名は・・・・」状態。う〜ん・・・知りたい。
ところで、画材店に行くと、「自然光に近い室内灯」ってのが売ってます。蛍光灯の下や電球の室内で描いてると絵の具の色がこうして微妙に変化して見えてしまうからです。
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