泉照(杉崎しをり)「店番」日記
水墨画作家「あとりえ泉照」はのんびりですが営業中
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2007年6月
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2007/06/23(土) お蔵入り・・・・・
年内発売予定だった年賀状用「干支」イラスト集・・・

納品も無事先月済んで、後は原稿料が無事に入金されればホッと一息だな・・・とほとんど忘れていたんですが・・・

昨日夕方、編集プロダクションさんから電話が突如入って

「元受けさんから描き直して欲しいといわれまして・・・もう少し『渋め』のねずみにして欲しいと・・・かわいすぎるといわれたもので・・・」

と電話が・・・。

そんなこと言われても〜〜だって納品時に「OK出したのはそっちじゃ〜ん」
逆を言えば、描き直しの再受注をする時間的猶予は一ヶ月もあったはず。
それを見越して「早め」に入稿してるのに・・・。
なのに、ここに来てなんで急に?とわたし的にかなり不服。聞けば案の定、締め切りぎりぎりらしい。

なので

「再受注になりますけどいいんですか?」
というと

「それでもいい」

という。
いよいよ警戒度アップ。
よほどのことがない限り・・・・出版社が原稿料を二回も払うようなことをするわけがない。こりゃ、原稿なくしたか汚したか・・・なんかあったに違いない。

前回も似たようなことがあった。

元受の出版社と下請けの編集プロダクションの連携がうまく行ってないようで、編集プロダクションは簡単にオッケーを出すが元受出版社が後になってからなんだかんだ言って来る。

だったら直接元受会社から発注してくればいいのに・・・と思うんだけど・・・なんでこんな無駄な工程をワンステップ入れるのかなあ〜。

で・・・こちらとしても、扇子のオーダーが立て続けに入ってるし、なんかうるさそうな元受さんなので出来れば再受注は受けたくない。だいたい「渋めのねずみ」なんて・・・リアルなドブネズミの絵が入った年賀状が届いたら・・・嫌じゃないですか〜。
つーか・・・大概こういう時の鼠のモデルは「はつかねずみ」とかでかわいいじゃないですか〜。

「へび」の干支のときも印刷会社ともめたことがあったっけ。
「もっとリアルにしてもらえませんか」って・・・・
干支なんですから・・・リアルな蛇の絵なんて気色悪いじゃないですか〜〜。

なのでいくつか条件を出した。

1,締め切りが迫っているらしいのに、メールでいちいちやり取りするのは時間の無駄だから、一日日程を決めて、元受出版社さんの社内で担当さんの目の前で要望を聞きながら「描く」。

2.原稿代と交通費をその場で支払ってもらう。

こんなかんじ。これが飲めなきゃ応じませんと。(ここまでわがまま言えば再受注こないだろ〜わっはっは。)

来年の干支は「ねずみ」。

ねずみだけに「お蔵」が好きで『お蔵入り』しちゃったのかも。
左甚五郎みたいでなかなかいいじゃないか・・・とちょっと悦にいっていたりしている。


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