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2007/07/09(月)
試験でした
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昨日・おとといと「慶應通信」の科目試験でした。
「卒業」を意識せずに勉強していたころは試験でプレッシャーというものを感じたことなどまったくなかったのに、「卒業予定申告書」というものを提出して「半年後に卒業します」と事務局に登録してからというもの・・・・
「それまでに単位とりきれなかったらどうしよう・・・」
と、そればかりに意識が行ってしまって焦ってしまって勉強していてもとにかく焦る。
で・・・前回9年間在籍していて前代未聞の「受験科目全科目不合格」をやったもんで、いよいよプレッシャーがきていて、今回の試験が心のそこから「恐ろし」く感じられていた。
実際、卒論は書けていて、あと若干補正をすれば提出できるところまでの九分九厘できているのに、テキスト単位が埋まらなくては卒論も提出するにできない。そのうえ、指導してくださってる教授が来春、研究で渡米されてしまうので 「この先生がいらっしゃるうちになんとかしなくては!!」 と思うのでさらに焦る。
「焦る」という漢字は「火の上に小鳥がいる状態を表している」そうな・・・もう羽根をばたばたさせながら「あっちちちちちちちちちちち!!!!!」 です。(ひろみ ごう じゃなくて。)
が・・・中庭でたまたま昔スクーリングをうけたときの教授が自販機の前にいらしたので、お声をかけたら・・・あちらも私のことをなんとなく覚えてくださっていたようで、そのまま立ち話で話し込んでしまった。 その先生はちょうど慶應に来たてのほやほやのときにスクを担当されて、スクの最中の小テストのようなものを書かされている時に先生がまわってこられて、私が当てられマイクを持たされてその小テストを読まされたことがあったのでこちらもとても印象に残っていた。 元裁判官の先生で、スクで教室に入って来るときに、風呂敷づつみを抱えて入っていらっしゃったり、試験の最中タイムアウトなのにもかかわらずペンを持っている学生にむかって 「君! 不法行為ですよ!」 とお叱りになったのを聞いて
(いえ・・・不法行為じゃなくて不正行為です・・・。さすが元裁判官・・・)
と思ったことがある先生で、またスク中に余談でご自分が「砂の器」を読んで「時効間際で捕まる主人公の気持ち」を真剣に「裁判官の目」で読んでしみじみした・・・とお話されたこととか、なにもかも印象が深かったので記憶鮮明に覚えていたのですが・・・・・
その先生と立ち話をしていて・・・・今のわたしの「焦り」をお話ししたら
「指導の先生がいなくなってしまったっていいじゃないですか。 なんとかなりますよ。」
と一言いってくれたおかげで、なんというか、私の背中にとりついていた「悪霊」がすーっととれた気がして一気に気が楽になった。
試験結果は・・・もうこれは 「人事を尽くして天命を待つ」 の心境。 これで卒業単位数取りきれなかったら、卒論指導してくださってる先生を空港まで見送りにいく覚悟で居座ろうと思います。
でも実際気分複雑・・・・卒業できちゃったら・・・かなり寂しくなっちゃうだろうな〜とも思うし。 出来なかったら・・・がっくりだし・・・・。
最近「二律背反な気分」が多いです。
まるでマリッジ・ブルー。 大学だからカレッジ・ブルー? ユニバーシティですが・・・(苦笑)
試験でよほど全身に力が入っていたせいか、今日は全身筋肉痛です。
ビリーズ・ブートキャンプはやってません。くれぐれも。念のため・・・。
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