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2007/09/12(水)
NHK激流中国・・・見ました。
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激流中国「民が官を訴える」を見ました。
中国の法律制度が少し垣間見れて面白かったです。
面白かった・・・というと、当局に家から強制退去させられていく人たちに大変失礼な言い方ですが、「法律のシステム」が日本と違うという点で「興味深い」ものでした。
中国という国の「法律体系」がどうなっているのか、まったくわからないので、いまいち解りづらい点がありましたが。
基本中国という国は「私有地」がないのか・・・すべて国からの「土地使用権」だけで動いていて、中国人全員「国との賃貸契約」で生きているのか・・・とても不思議。当局が、「土地の使用権」を競売にかけるシーンが出てきてましたが・・・・。 社会主義国家だから「有産階級」は存在しないのかな〜。 このあたり・・・中国の方と水墨画の関係で十年以上文通してましたが、「政治には一切触れないで欲しい」という友人からの要望があったので、まったく聞いたことがないんですね。なのであちらの政治や法律をわたしはまったく知らない。
テレビの内容は、商業地区の再開発を業者と当局が組んでおこなって(ここまでは第三セクターなので理解できる)いくらしいけれど、住人の立ち退きが、「突然県当局」の強制退去で行われるのが問題だとして、住民が県当局を相手どって裁判を起こすドキュメンタリー。
一審で住民側が敗訴して(その敗訴の理由も凄かった。「大規模な立ち退きというが、どれくらいが大規模になるのか定かではない」「業者の用意した立ち退き料もどれくらいが妥当なのかなど規定はない」。)二審が、もう日本でいう「最高裁」にあたるみたいで、「審議差し戻し」になってたけれど・・・。
「物権法」が中国にはなくて、この10月から初めて施行されるとか。
町の再開発はまあ悪いことではないとしても・・・せめてもともとその場所で商売をしていた人たちを、建設後のショッピングモールに優先的に入れるようにするとか、そういうのがなく、ただ追い出す・・・っていうのは追い出された人たちにとっては「死活問題」。中国人は身内が仲がいいようで、追い出された人たちが、皆「身内に身を寄せている」というから、まだ見てて、ほっとしましたが(これ、日本だと身内が真っ先に縁切ってきますから〜。)・・・・・・でも「仕事場」も「仕事」も奪われてしまっては辛いだろうなあ・・・と。
それにしても・・・弁護士費用が日本円で180万円。80世帯がそれを担うとか。一件あたりおよそ二万円ちょい。 物価を考えると、日本円にして二万円っていう金額って、中国ではどれくらいにあたるんだろう。
しかも、控訴審の弁護士費用はまた別途?
二審で「審議差し戻し」で、また一審で「敗訴」したら、また控訴して「審議差し戻し」で・・・と あとは持久戦。10月の物権法施行まで、審議を長引かせれば住民側の勝訴の見込みもあるのかもしれないけれど・・・
裁判だけは必ず勝つとはいえない世界だから・・・牛歩戦術が効を奏するかは未知数・・・。
裁判を長引かせれば弁護士費用もかさむし・・・・辛いところですなぁ〜。
逆に日本だと、手弁当で「赤い弁護士さんたち」が集まってきて格安で集団訴訟請け負ったりするのに、本場中国の場合はそういうのは「没有」っていうのも面白いです。
\\\\\\ ひゃ〜びっくりです。 「安部首相」の突然の辞任。偶然、テレビつけながらパソコンいじってたら・・・・突然のニュース。 旦那も「号外配られてた・・・」と、号外をもって帰ってきた。
それにしても、臨時国会開いたばっかりなのに・・・
なんで今頃辞任?小沢氏とテロ特措法を通すという下打ち合わせが出来なかったから? それも「うそ」っぽいかんじ。 だって、あれほど「テロ特措法の延長」を反対していた小沢氏が、国民に二枚舌を使ったら、それこそ民主党の信用がた落ち。 ありえない。
こんな『丸投げ』見たことない。
「これをこうして・・・どーん!」 みたいな。
だったら、参議院選で負けたときに辞任しとけばよかったのに。
内閣改造って・・・解散総選挙しないで、トランプのカードを全とっかえすることだったのか? しかも総理のカードをとっかえるのは一番最後で。
何かこの臨時国会で審議して、解散総選挙するとか・・・やり方はあったはず。
無責任な・・・。確かに早く首相変わって欲しかったけど、まさかこんな終わり方なんて・・・あきれて唖然。
次の総理って誰なんだろう・・・総裁選やるのかなぁ〜。 小渕さんが急死したときは、いつの間にか森さんがなってたけど・・・今回も、いつの間にか「辞令」が来て、明日には総理が決まってるんだろうか・・・・。
いや〜とにかく驚いたです。
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