泉照(杉崎しをり)「店番」日記
水墨画作家「あとりえ泉照」はのんびりですが営業中
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2018/02/01(木) 自動歩行?
スピリチュアルな存在に促されて、無意識のうちに自動的に文章を書く「自動書記」というのがありますが・・・

スピリチュアルな存在に引っ張られて無意識に歩く「自動歩行」ってのがあるんでしょうか?

今日、わたしは完全にそんな感じで、教会にいったわけです。

いえ、実は曜日を間違えていて、明日行かなきゃいけない用事があったのに、今日行ってしまった。

教会に来ていた人たちに、笑われてしまって・・・

なんとなく、釈然としないので、お御堂でロザリオの祈りを一環唱えながら

「何か用があって、呼ばれたんですよね?いったいなんの用で私をよんだんですか?」

とマリアさまに尋ねつつ・・・ロザリオをポケットにしまってから、時々顏を出す古書店へ、脚を運んでみた。

なんとなく、ただ引き返してくるのも悔しい気がしたから。

そこの店主はユニークな上に博識で、また本の品ぞろえが、かつて学生時代に追っていたものの続きが、すべてそろっているようなかんじで、時々知に飢えてくると顏を出す。

洋書も豊富で背表紙を眺めているだけでも楽しい。

ネットの本屋さんににはそういう楽しみがない。

「こういう本も読まれてます」

なん、お勧め図書もアップされてくるが、あの背表紙が輝いて見えるかんじはネットでは味わえない。

ほんの背表紙がひかってみえるかんじというのは、皆多かれ少なかれあるらしく、これこそ時空を超えた出会いだと思う。

書店がパワースポットというのは変な話だが、陽気の強いわたし(丙午)には、書籍という陰の気の品物が集まっている場所は気のバランスをとるのに最適なのかもしれない。


で、「魔女狩り」とか、ちよっと怪しい本の背表紙を眺めつつ、店主と立ち話をしていたら、店主が、わたしに古いタロットをくれた。

なんでも40年前にイギリスで買ったものだけれど、一度も使っていないのだとか。

しかし、みると、カードそのものは、随分使い込んだ形跡がある。

どうも、カードそのものは中古で、誰かのものを買ったらしい。

ということは、このカードはかつてイギリス人のものであったが、40年間店主のもとで眠っていて、今日・・・このいんちき魔術師のようなわたしの元にやってきたわけだ。

で・・・はっとした。

どうも私はこのカードに呼ばれたらしかった。

これは、店主のもとに眠っていたカード(しかも、マルセイユ版。)が、昨日のスーパーブルーブラッドムーンの皆既月食のあの赤い月光に照らされて、眠りから覚めたのかもしれない。

そして・・・

カードが私を呼んだ。

「carry me」


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