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2008/10/12(日)
MY BANJO STORY その11
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NO BRAND RB-38 (2006〜)
1993年以来13年間、GRANADAをメインにVEGAをサブにしてバンジョーを使っていました。 しかし両者とも70歳代の高齢者で、またネック以外はオリジナルの状態で使用しているので、 ハードな現場での使用が、非常に厳しいものになっていました。 またこの13年間たいした楽器も購入してなく、それまでほぼ毎年楽器を買っていた私としては、 少し欲求不満気味にもなっていました。
そんな時、菅原親分から「こんなバンジョーあるけどいらんか」と勧められたのが、このバンジョーです。 ブランド名不明、GIBSON RB-3のコピー、つまりRB-3のパッチものなので、RB-38と命名しました。 マホガニー材、ワンピースフランジでフライイングイーグルのインレイ、フランジとトーンリングには GIBSON製のものが使われています。
アメリカの楽器制作者の手によるものか? と思っていたのですが、前所有者によると 「宇治の人が組んだらしいよ」との事。 正真正銘のパッチものであることが、確定しました。
しかしこのパッチもの、なかなかの優れものです。 各パーツにしっかりした物を使用しているためか、サスティンのよく効いたはっきりした音を出してくれます。 そしてどんなハードな現場でも、自由に使えるのが気に入っています。
考えてみると我々の活動現場、フェスにしてもライブハウスにしても、楽器にとってはハードな現場が多いですね。 今ではメインのGRANADAの出番が、かなり減ってしまったのが現状です。 もっとGRANADAに活動の場を与えないといけませんね。
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