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2008/10/02(木)
ボールベアリングの謎
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マニアックなページへようこそ! ボールベアリングフリークのKUWATAです。 ボールベアリングとは、1924-27年に使われたGIBSON MASTERTONE のトーンリングです。 当時のドラムヘッドは牛皮を使っていたため、天候によりヘッドが伸縮するので、調整が必要でした。 しかしボールベアリングによりトーンリングを固定し、牛皮の伸縮を吸収するという画期的なシステムが考案されました。 それがボールベアリング式トーンリングです。
本体のトーンリングの内側に、内径の小さいリングが上方に溶接されているので、外見はレイズドヘッドに見えます。 しかしトーンリングを上下反対に装着すると、アラフシギ フラットヘッドに変身してしまいます。
菅原親分が、25年製TB-3を所有していた頃、ヘッドの張り替えの際、まちがってトーンリングを反対に付けフラットヘッド化したことがありますが、米国の楽器屋のホームページを見るとフラットヘッド化ボールベアリングを見ることがしばしばあります。(写真参照)
これってフラットヘッドコンバージョンの裏技なのでしょうか。 それとも単にまちがえて装着しているのでしょうか? 以前、某マニアックなホームページに、この問いを投げかけたことがあるのですが反応はゼロ、疑問は増すばかりです。
GIBSON BANJO に詳しい方、是非ご意見お願いします。 このままでは、ボールベアリングの亡霊に、夜な夜なうなされそうです。
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