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2008/11/08(土)
MY GUITAR STORY その1
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黎明期(1967-69)
ギターに興味を持ったのは、中学1年の時です。 当時は、エレキギターのグループサウンズが全盛でアコースティックギター(その頃はギターと言えばアコギだったのですが、今はギターと言えばエレキを指すようで、何か残念ですね)では、カレッジフォークから関西フォークへ移る頃で、私はフォーククルセダーズに夢中のフォーク少年でした。
ギターが欲しくなり親にねだったのですが、そんな物買っても宝の持ち腐れとの事で買ってもらえず、 代わりに買って貰ったのはLUNAというブランドのウクレレでした。
オモチャにしか思えないウクレレは、やはりオモチャの域を出ずマスターは出来ませんでした。 しかしギターを弾きたいと言う思いは変わらず、親を説得して買って貰ったのが金5000円也のガットギターでした。 時は中学2年、1968年の事でした。 「一週間で弾けるギター教本」なるもので練習を始めたのですが、「一週間」はもちろんウソでなかなか上達しません。 それでも'F'のコードの壁を乗り越えてからは。だんだんとギターの音になってきました。
歌の伴奏が出来るようになると、やはりフォークギターが欲しくなりました。 しかしそんなものはすぐに買ってもらえるわけもありません。 ガットギターの改造(ピックガードを付け、スチール弦を張るなど)を行いフォークギターもどきをつくり、 学友達とフォークグループごっこを始めました。
あこがれのフォークギターを買って貰ったのは、中学3年の時。 河原町丸太町のキカメヤ楽器で、FOLKSと言うブランドのギターを購入しました。 ホンマ物のフォークギター。 最初から付いているピックガードが妙に誇らしく感動的でした。
時代は70年安保を目前に関西の反戦フォークが全盛で、中3の私もフォークの集会などに出かけ、 気分だけフォークシンガーになっていました。
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