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2008/12/02(火)
MY GUITAR STORY その2
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黎明期(1970〜73)
70年安保を経過し、一つの時代に句読点が打たれた頃に、私は高校生になりました。 当時は、まだフォークバンドのまねごとをやっていた時期で、その頃よくもてはやされていた12弦ギターを、 高校入学祝いに買って貰いました。 「12弦ギター」今はあまり見かけなくなりましたが、70年代のフォークバンドにはよく使われていて、 「いずれ6弦ギターがなくなって全部12弦になるよ」なんてとんでもないウワサまで飛び交っていました。 実際には12弦ギターこそ、影の薄い存在になっていくのですが…
高石氏流のブルーグラスに傾倒していく内に、彼が弾いていて欲しくなり買ったのが、ピアレスバンジョー(MY BANJO STORY 参照)次いで東海のオートハープを買いました。 五つの赤い風船の西岡たかし氏が「遠い世界に」で弾いて有名になった楽器ですが、36本の弦のチューニングがやたら大変(当時はまだ電子チューナーがありませんでした)な割には、取っつきやすい楽器でした。
ここまで楽器がそろうと次に欲しくなるのは「マンドリン」でした。 ジャガーなるブランドのマンドリンを買ったのは、1973年と記憶しています。 当時、教本らしい物がなく張った弦の音階をたよりにコードを作り、自分勝手に弾いていたのを覚えています。
ここまでで、ブルーグラスに必要な主要な楽器が揃い、気分だけブルーグラスのミュージシャンになっている私でした。
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