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2009/01/10(土)
タマネギ
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嫌いな食べ物って、誰でもあると思うのですが・・・ 皆さん何が嫌いですか?
私の場合はなんと言っても「タマネギ」。 何が嫌いなのか?まずその顔立ち、何となく半透明な自己主張のない風貌が許せません。 そして食べたときの食感、内面がヌルッとして何とも気持ちが悪い、そして調理をしているとき調理人を 落涙させるというその手口、イヤだなあ。 (と、ここまで書いてタマネギって実は自分と似ているのでは?と感じてしまいました。 ひょっとして心理学で言う自己のシャドウかな?)
幼いときは食べていたように思うのですが、いつから嫌いになったのか、学校給食が 決定的であったと思われます。 今とは違って小学校の給食はすごくまずかったのです。 しかしその給食を全部食べなければ許されませんでした。 イヤイヤ食べているその食材の中で、最も多用されていたのがたまねぎだったと思います。 かくして私はタマネギ大嫌い人間になってしまったのです。
しかし今でも多くの料理にタマネギは用いられています。 彼と共存するにはどうするか・・・、除去するしかありませんスパゲティやチキンライスのレベルくらいは 除去しますが、溶けているカレーライスなどはしかたなく黙認します、食べます。 「何や食べられるんや」と人は言うかもしれませんが、違うのです、タマネギの姿が見えているのと 見えていないところに大きな違いがあるのです。
この除去作業には昔からたいへんな苦労がつきまとっています。 その昔、田舎町の食堂で玉子丼を注文したところほとんどタマネギ丼というものが現れました (この当時玉子丼とタマネギがセットだという認識はありませんでした)。 いつものように除去作業をしていると残ったのは「黄色いごはん」のみという苦い経験がありました。 つい先日ファミレスで、「本日の定食(ショウガ焼き定食)」を注文したところ出てきたのは、 ショウガ焼きが見えないタマネギ定食、除去作業を終了するとそこには貧弱なブタのショウガ焼きが2きれ 残っているだけでした。 過日の玉丼事件の再来でありました。
タマネギのない国に行きたいなあ〜〜。
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