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2009/01/22(木)
MY GUITAR STORY その7
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1970 MARTIN D-18 (1986-88)
Martin Gibson神話と言うものがありました。 今でこそ他に人気のあるメーカーも増え、Martinも廉価版を出しGibsonも買いやすい値段で 売られていますが、80年代はまだまだ絶対的なものがありました。
楽器を弾いている人を見ると、まずヘッドのロゴを見ます。 そして型式を判断して、さらに年式までも推測します。 曲を聴くより先ずそちらの方に目がいくとは、何とも失礼な事ですが、それ程Martin Gibsonの威力は 絶大なものでした。
そのMartinのD-18を超格安で売っても良いという話を聞きまして、早速その話に飛びつきました。
だいたい私は「特値」と言うものに弱いですね。 スーパーの半額見切り品やアウトレットの7割引品、福袋も大好きですし餃子の王将の半額セールも 必ず買いに行きます。
そんなことで衝動買いしたD-18、ネックが大きく反った現状渡しの品物でした。 ネックの修理を行い、ようやく弾ける状態になりました。
このギターは私の結婚、転勤、転職など短い期間に起こった人生の流転期を、共に過ごしてくれたギターであります。 しかしこの頃からの4〜5年間私に煩悩の嵐が吹きまくり、毎年高価な楽器を買っていたため、 その資金繰りに追われて、2年をすぎて手放してしまいました。
今となっては貴重な70年製のD-18、ブルーのオリジナルケース共々懐かしく思い出されます。
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