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2009/01/09(金)
MY GUITAR STORY その5
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1968 MARTIN D-35 (1982-84)
菅原親分が「1968年製D-35を手放したい」と言って来たのは82年の事でした。 製造中止のハカランダを使った1969年までのMartinギターで人気が高く、 66年のD-28とさんざん弾く比べて彼が買ったギターでした。 バンド外へ流出するのは避けたいとの思いで、購入しました。
直線的で「硬」のイメージのD-28に比べ、曲線的で「軟」のイメージのギターで、裏板が2枚か3枚だけの違いで よくこれだけ音の差があるものかと感心してしまいます。 またギター全体に見られるニス割れが、なぜか美しく「ニス割れギター」との呼称がつきました。
しばらく気に入って使っていたのですが、バンドのメンバーの児嶋氏(現在岡山で活躍中のドブロ弾き) が譲って欲しいと言うことで、「バンド内なら」と言うことで彼の元へ行きました。 その後やはりバンドメンバーの門川氏(愛用のLloyd Loar F-5を片手にブイブイ言わせているマンドリン弾き) の元へ行き、そして現在のCharley馬渕の元に落ち着きました。
彼の元で20年、今は落ち着いた生活をしていまして、Shino & Beansのサウンドの中核を成しています。
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