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2009/03/03(火)
MY GUITAR STORY その9
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YAMAHA FG-160 (2007〜)
国産の楽器って、ずっと二流品だと思っていました。 実際、楽器に出会い始めた1970年代、舶来の楽器は素晴らしい光を放ち国産のものは、 それより見劣りしていました。 そして舶来の楽器を所有してからは、国産の楽器は殆ど手にすることのない日々が続いていました。
そしてそのころ、Martinのギターを2本使用していた私は、いずれは良く鳴るGibsonのギターが 欲しいなって思っていました。
そんなある日、菅原親分に「これいらんか」と見せられたのが、70年代のものと思われる ヤマハのFG-160です。 弾くと信じられないくらいのビッグトーン、MARTINより良く鳴るとは云えませんが、いい勝負をしています。
60年代の赤ラベル期のFG-180は、良く鳴ることで有名ですが、このギターは70年代の 緑ラベル期のFG-160と商品価値としては殆どないギターです。
このギターにより、国産の安物ギターへの見方が完全に変わってしまいました。 Shinoが持っているヤマキのギターも、信じられないくらいのビッグトーンですし、楽器って値段や ブランドだけじゃないのですね。 今後も国産安物発掘の旅が続くでしょうね。 尤も高い舶来の楽器はもはや買えない状況ではありますが...。
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