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2005/10/06(木)
「現実的な物体」それを貰うよ
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入院中にもかかわらず日記が回ってきたので命をかけて書きたいと思う。 病室は携帯禁止だから、いちいち携帯電話ゾーンに移動しなければならないんだよ俺。 そこで、最近いつでもどこでも行動を供にし、友情さえ芽生え始めた俺の同志、点滴マシーン「スケキヨ君」を紹介しよう。画像もつけるので是非見てくれ。 まさに、今の俺の前にある「現実的な物体」。こいつが現実に無ければ、俺は今頃生きていないであろう。 この洗練されたフォルム、無駄の無い造り、機動性、いかにも組み立てました感、どれをとっても俺を病人に見せてくれるかわいい奴だ。 手術が終わり、腸が不安定な俺は飲食ができない状態だった。そこで救世主になったのがこの「スケキヨ君」。飲まず食わずの俺に栄養を与えてくれる。そして、どこでも一緒。トイレだろうが。ハミガキだろうが。寝てる間は、そっと俺の側に居てくれる。ここ一週間は全ての行動を供にしてきた。時にはお互いの体を気遣い、時にはケンカしたりして。思い出いっぱいだ! しかし、そんな「スケキヨ君」とも今日でサヨナラだ。俺はいよいよご飯を食べれる体になってしまった。時が流れたんだよ。もう「スケキヨ君」に頼らずに生きていける体になってしまったんだよ。 ありがとう「スケキヨ君」!俺はもっと広い世界へ旅立つよ。カツカレーが待ってるんだ。牛丼が待ってるんだ。子羊のソテーが待ってるんだ!ビールが待ってるんだ…。君の事は忘れないよ。短い間だったけどホントにありがとう!グッダイ!
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![](/user/shinryakusha/img/2005_10/6.jpg) |
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