それを貰うよ
役者のセンスで人の話のオイシイ部分を引っこ抜け!合い言葉は『それを貰うよ』だ!
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2005年9月
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2005/09/27(火) 「守るべきもの」貰いました。〜そう〜
幼い頃の私の「守るべきもの」ベスト3は、1.部屋 2.テレビ 3.カレー。意味がわからないので順をおって説明しよう。1.これは私の部屋、いわゆるマイルームだ。当時、私と姉は6畳と4畳半の部屋をめぐり、血で血を争う抗争状態にあった。当然利権も絡む。イラン・イラク状態である。広い方の部屋は、その国土面積だけでなく、国連の本拠地(父母の部屋)から若干ではあるが、離れていた。一方狭い部屋は、北側に位置しているため、夏はいいが冬は凍てつく大地となる。吐く息も普通に白い。しかもクッキリ。おまけに国連の本拠地や中立地帯と隣接している。そんなわけで、小競り合いが絶えなかったのである。2.はチャンネル争いというやつだ。当然今回も、敵は姉である。我が家のテレビは居間に一つ。またしても、姉弟による骨肉の争いである。8割方姉が勝つのはいうまでもない。しかし、この頃に観た番組が、その後の森下創に影響を与えているのは間違いない。代表的なものがガンダムである。その点は感謝しているが・・・。3.のカレー。ようは「具」の問題だ。私と姉は、食べ物の好き嫌いがまったく逆なのである。私は肉派なのだが、姉は肉が食べれない。つまり、「普通のカレー」になるか、「シーフードカレー」になるかの争いだ。今でこそシーフードカレーはポピュラーであるが、当時の私にとってカレーの中身は肉が当たり前だったのだ。しかもホタテなどの魚介類が苦手ときている。姉は私が好きだったタコを入れるなどの譲歩案を提示してきたが、私は鍋の前で仁王立ちになり必死にカレーの鍋を守った。そんなわけで、我が家のカレーは肉と魚介類が混ざった、妙なものができあがることになる。いま考えると贅沢な料理だ。
以上が私の守る理由なのだが、ようは姉である。私にとって敵=姉であった。外の世界で何が起ころうとも、奴以外に私の敵はいないのだった。なんて小さい男なんだろうとおもわず赤面してしまう。アメリカから好きな娘を守る!ぐらいは思いたかったものだ。そんな私の幼少の頃の最大の敵であった姉とも、今では終戦条約を結び仲良くしている。写真は、その姉の子供だ。私にとっては姪になる。今、私が一番守りたい人だ。


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