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2012/07/23(月)
貯蔵タンク
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ハッハッハッハッハッ・・・・・・・・・暑いのか荒い呼吸 ガタガタガタガタガタ・・・・・・・・・ベッドの淵に前足をかけている音 ガリガリガリガリガリ・・・・・・・・・ベッドメイクでクーハンを掘る音 キュゥキュゥキュゥキュゥピィピィピィピィピィピーーーピヨピヨキュィーンキュィーン・・・・・・・・仔犬の声
一晩中、こんな音が聞こえていては寝るに寝れない。 ソファーで横になりながら目をソーッと開ければ、 ベビーベッドの上段から母犬がママリンを見下ろしている。
「またオシッコ?」
今夜は何度めのオシッコ? 産後2〜3日は、出産時に食べてしまう胎盤のせいで下痢をする。 胎盤は栄養豊富で母乳の出を良くするけれど、とても消化が悪い。 で・・・・・・・下痢。
産後2日目に獣医に行き、お腹に残留物が無いかエコー診断をし、 多少の発熱の為の抗生物質と下痢止め薬を処方してもらった。
はい!6,350円也・・・・・・・・イタイ(泣)
だから、トイレの気配を感じれば起きざるを得ない。 抱っこしてウッドデッキに出せばP−−−−−!!! トイレのすのこカバーの網目にウンPが詰るし、 母犬のお尻の長い毛にも汚れが付いている。
夜の夜中にトイレの清掃。 夜の夜中にお尻洗い。
これを何度も繰り返し、ああ寝不足。 終いには目を開けようとしているのに瞼がくっついて開かないので、 親指と人差し指でエイッ!と瞼を開けた(笑)
仔犬がキューキュー泣くのも、母犬の下敷きになっている事もあるので、 無視もできず、その度にクーハンの仔犬の様子を確認しに起き上がる。 母犬の背中側やお腹の下から仔犬をレスキュー。 母犬も大変だけれどママリンも大変(笑)
お腹が空いてはピーピーピー。 お腹いっぱいで苦しくなればピーピーピー。
お腹がパンパンの仔犬を仰向けにして母犬に見せると、 仔犬のお腹をペロペロ舐めて排泄を促す。 すると、一粒キラキラした出来立てオシッコがまん丸に湧き上がる。 母犬がそれを舐めて処理すれば、また一粒キラキラオシッコが湧いてくる。 一粒一粒処理をすると、今度はンンンンンンン・・・・・・・・ 仔犬のお腹に力が入る。 それも母犬がペロペロ舐めて食べて処理する。 母犬のお腹は、仔犬の排泄物の一時保管場所。
朝には相当喉が渇くらしいので、冷たい牛乳を母犬の口元に運べば、 ペロペロというよりゴクゴクに近い勢いで飲み干してしまう。 (家の子達は、普段から牛乳を飲ませているので消化できます。) それが、オッパイタンクに貯蔵されて母乳に変身! 排泄物もオッパイも、母犬の体が貯蔵タンクになっている。
順調に育っています。 長男 150g⇒230g 次男 150g⇒260g 長女 120g⇒220g
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