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2006/11/10(金)
世慣れたおっちゃんってカッコイイ〜♪
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昨日、近所のお友達に遊びに来ないかって誘っていただいたので
一緒に朝のお茶をしようと、彼女の家に行くことにした。
で、手ぶらもなんだろうと思い、これまた近所の和菓子屋によって
２人分のお茶菓子を買って行こうと思って、店に入った。
したら先客が居て・・・
そこには、私とさして目線の違わないおっちゃんが立っていた。
私と目線が違わないんだから男にしては当然ちっちゃい。
お約束のようにちょっと薄くなってるし、小太りだし、スーツも決して今風ではない。
けど、なんかこのおっちゃんはめっちゃ堂々としていて、そしてイライラしていた。
うん、急いでるんだねって思った。
このお店の応対ってちょっとスローテンポだし。
けど、そのイライラ度合いが丁度いい感じなんだ。
読んでる人にうまく伝わってくれたらいいんだけど・・・
イライラしている感情を隠さないのだけど、それが相手の適度な緊張を生み出すのに成功しててね
ちっちゃいこのおじさんに対して、わずかな威厳を感じさせることが出来てたんだよ。
なんか、いいよな。
こういう瞬間に、男になりたいって私はよく思うんだけど
こういう堂々としたおっちゃんは『世慣れている』だよね。
で、店員さんがおっちゃんが購入した内容を復唱して確認を取ると
『あ、それから、個数分の懐紙と楊枝・・・和菓子用の。』
と、付け足した。
おおおお、男なのに、持って行った先がお菓子を出すのに困らないように
ちゃんと懐紙とか楊枝をつけてくれってことまで言ってるし！
気が利くおっちゃんやなぁ・・・
って感心しつつ・・・
『個数分お付けする楊枝はプラスティックのものになるんですけれどよろしいですか？』
って応対している店の人の声で我に返った。
実はこのお店で、懐紙や楊枝のサービスがあるなんて知らなかったんだよ私。
凄いよなぁ・・・・。
で、次に私の注文聞いてくれたんだけど・・・
小心者の私は、主婦友の朝のお茶のお持たせ程度のお茶菓子を少し買うだけなので
なんかあつかましいような気がしてしまって、懐紙と楊枝はよう頼みませんでした・・・
ごめんな、お友だち・・・気が利かなくって・・・
それに比べて・・・おっちゃーーん、あんた、かっこよかったよ＠和菓子屋限定！
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