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2006/12/17(日)
クレソンと困惑
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今日の午後3時過ぎのこと。 朝から11時間ぶっ通して塾に詰めている娘ちゃんに 夕方4時半の休憩時間までに間に合うように夕飯用のお弁当を届けるために 少し早いけれど、一緒に家の夕ご飯も作ってしまおうとあれこれ作業をしていた。
賞味期限の迫ったスモークサーモンのスライスでクレソンを巻き ドレッシングで漬け込んでラップで包んで冷蔵庫へしまう。 ふと見ればクレソンが半束余ったけれど、クレソンって何に使えるっけ?
・・・・・・。
思いつかなかったので、ポテトサラダの彩りに混ぜて忘れることにした。 で、ポテトサラダに茎の部分はあわんだろうって考えてぶちぶち葉っぱをむしり始める。
電話はその最中に鳴った。
慌ててむしった分のクレソンをポテトサラダのボールに放り込んで 左手には無残なクレソンの茎を握り締めたまま受話器を上げると
『恐れ入ります。**証券です。そちらはハゲ元カッパさんのオタクでよろしいでしょうか?』
という女性の声。 休日まで営業ですか?
不在であると告げると、では伝言を・・・という。 伝言というからには何かきちんとした契約か何かしているのだろうか? ペンを持って促せば
『株券(式?)の電子化をお勧めする資料をお送りしてますので、是非見ていただけますようお伝えください。』
「株の電子化ですか?」
『ええ、電子化をお勧めします。お伝えください。』
ここだけの話 カッパさんはこそっと先物取引で儲けている。 それは私に内緒だから私は知らないことにしている。
けど・・・株は初耳だなぁ。
すぐに切れた電話をもどして、左手に握り締めたぼろぼろのクレソンの茎を眺めながら 伝えない方がいいんだよね・・・と、困惑してみたり。
みすぼらしい茎を捨てて、手を洗いはじめたら、そのタイミングで大きな雷が落ちた。
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