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2006/06/19(月)
重い・重い・テーマ
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今日は小学校の参観で、その後、学級PTAが行われ
そこで、先月の末に出かけた修学旅行の様子を収めたビデオが上映された。
修学旅行先は『広島・宮島』だ。
子どもたちの元気が良くて健やかな様子に爆笑を交えながら
画面を見つめていれば、広島で、語り部さんを取り囲む情景に変った。
被爆体験を子どもたちに語ってくださる方々の年齢がもう
７０の後半や８０代であることから、実体験を聞いたというこの体験は
この子達の年代ではもう貴重な体験になるんだろうな・・・と思いつつ
自らの辛い体験を、悲しみを堪えて一生懸命語って下さるかたがたに深く感謝した。
『そのとき力尽きた私は、
ああ、このことが夢だったら良いなと思ってそのまま眠りにつきました。
そして、翌日、８月の７日に目が覚めた私が見たのは
私の周りすべてに拡がる死体でした。
想像してください。すべて死体ですよ。
その日、目が覚めたのは私一人でした。
そして、家に帰ろうと思って立ち上がったのですが、
見渡す限りなーんもなかったです。
広島がぜーんぶ消えてしまっていたんです・・・・・・』
ビデオは編集されていたので、クローズUPしたその部分だけしか聞けなかったけれど
じっと聞き入る様子の子どもたちと共に、その場に居た母たちも皆一様にしーんと静まった。
重い。
凄く重いテーマだけれど、
平和と命の認識の問題だけは避けては生きていけない問題だから
じっくり考えて大人になってほしいと願う。
先生が補足して、今期の総合学習の時間では
継続してこのテーマに取り組んでいますからと仰った。
うんうん。真剣に取り組んで欲しい。
そう・・・同じように３年前、
この問題に真剣に取り組んだはずの長男はきっと取り組み方が甘かったんだ。
そうそう、鶴が上手に折れないからって泣きつかれて
献上する千羽鶴の息子のノルマ分を手伝ってあげたのがいけなかったのかもしれないよな。
下手でも自分で折らせたらよかった。そうしてたら
『高校出たら自衛隊に入る！』
なんて言い出さなかったはずだよね。
その理由が戦闘機に乗ってみたいからなんて・・・ね。
もっとじっくり考えてくれるように、折が来たらきちんと話し合うつもりだけれど
その伏線として、今日あたり、長男君の上に乗っかってみよう。
ぐえってなったら
体重より重い命の重みをしみじみと考えられるよね。
今の私って相当重いしね。うん。がんばろー。
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