修行のようす?
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2006/08/11(金) 食卓派生的会話
『お前なんかまだ良いよ。オレなんかご飯やってんで。』

と、長男ちゃん(14)が妹をなだめる。
ご飯?と娘ちゃん(12)が小首をかしげるのに

『カレー食ってるときっ。』

って、アップテンポで答えた長男ちゃんが何を言いたかったのか理解したので

「う〜ん、ちょっと違う。あれ、ハッシュドビーフだったよ?」

と、訂正してあげた。





長男ちゃんが本屋さんに行くと言うので、ついでに昼食の買出しを頼んだ。
5000円を渡して、メモしたもの以外にお菓子とか欲しいものがあれば
少しなら買っても良いよ、と言って上げたら、スイカを一玉買って帰って来た。

夏だし・・・ねぇ。

それで昼食の前に、スイカを切って食べようと
食卓に新聞紙を広げて半分を食べやすく切り分けた。
私と長男ちゃんと娘ちゃんの3人で食べる。

食べていたら、娘が騒ぎ始めた。

『ぎゃー、きしょー、見て!この種引っ付いてる。』

どうやらスイカの種の奇形らしくくっついている種があって
それが気になうようでいじいじと障りまくっているようだ。

それで・・・

「昔、先輩の下宿に遊びに行ったとき、これ見てって卵見せられて・・・」

と、想い出を語り始めてしまった。



そう、あれは大学の3年のときのこと。
院に上がった先輩(女)が近くに引っ越してきたと言うので遊びに行ったら相談されたのだ。

『賞味期限も切れてないのに・・・』

と、渡された卵を割ってみたら・・・何のことはない、凍っているだけだった。

「これ、凍ってるだけですよ。焼けばそのまま目玉焼きになりますよ?」

一人暮らしサイズの一枚扉の小さな冷蔵庫だと
冷凍庫に近い卵入れの卵がパーシャルになっちゃうなんて良くあることだ。
そう説明してあげたのだけど、先輩にはどうしても受け入れがたかったようで
気持ち悪いからといってその卵を捨ててしまった。

「気持ち悪いからって捨てる?勿体無い!」

と、思わず咎めたら

『気持ち悪いって言ったら、私、おぞましいものを見たの・・・』

と、先輩が青ざめた。

『夜、お水を飲もうってここにきたらあの壁にゴキが居て・・・』

「ギャー、やめて先輩。私ゴキダメっ。」

『誰だってダメでしょ?!
 それなのに、そのゴキ、2匹が引っ付いてたの!!
 交尾してたんだよ!!でね、そのまま引っ付いたまま逃げていったの!!』

「ぎゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!」




忘れらない衝撃的な想い出だ。うん。

「思い出しちゃうよ〜。
 スイカの種が引っ付いてるなんて、ま・さ・に、だよね。」

そう締めくくれば、娘が奇形スイカの種を投げつけてきた。
おお、なるほど、こりゃえぐい。
なんて暢気に見てたら、横から長男ちゃんがそれをつまみあげて

『また、お前(娘ちゃん)がいじりまくったら脂っぽくなって光っているのがなんとも・・・・』

と、リアルなイメージを呼び起こそうとする。

『やめてよ!!』

娘が制して・・・冒頭の会話だ。



もう1ヶ月近くも前のことなんじゃないかな?
長男ちゃんもしつこいなって思う。

学校から帰って来て、ごそごそと台所をあさっていた長男ちゃんが
前日の残りのハッシュドビーフをごっちゃりと盛った皿をかき混ぜていたので

「ねえ、お兄ちゃん、これ次男ちゃん(4)の幼稚園の夏の生活調べ帳なんだけどね・・・」

と寄って行った。
幼稚園の生活調べ帳には日付ごとに
『お天気』と『お約束が守れました』シールを貼る欄があるのだけど
今年渡されたものにはさらにもう一段『うんこ』という欄があった。

うんこ?

と訝しく思ってシールを見たらちゃんと『うんちシール』が用意されていたのだ。


「でね、これがそのシールなん。
 バナナうんち。
 かたかたうんち。
 で、これが・・・・びちびちうんち。」

指差しながら丁寧に説明してあげた。

「おかしいでしょ?面白くない?」

そう聞けば、素直な長男ちゃんが

『面白いなぁ。けど、なんでわざわざ?オレ腹減ってるから後にしてよ。』

と、また皿に向き直った。
うん。ハッシュドビーフね。びちびちって感じの。

「だって・・・それ食べてるから・・・」

『・・・・・(怒)』



たわいない会話じゃない?
っていうか、いたずらな14才と12才のクセにそれくらいで怒るなんて
まだまだ関西人として修行が足りてないんじゃないかなって思いながら
最後までゆっくりスイカを堪能したのだった。


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