|
2006/09/13(水)
キャバクラ指南
|
|
|
昨日はカッパさんが東京へ出張に行き快適だった。
その延長か、雨だというのにいつものむかむかもなく子ども達を送り出して
低い気温に誘われて、久しぶりにホットオレンジを入れてＰＣを立ち上げた。
メールに返信をしようとすればフリーズ。
強制終了も応答なしで、電源を引っこ抜く。
しばらく置いてリトライするも、またフリーズ。
そのプログラムだけ終了させようとがんばるも次々に固まってゆく。
くそーーーーっ。
また電源を抜く。
ふ〜。
せっかく温めたのにぬるくなって・・・
苦味がジュースの甘みに絡み付いてなんとも不味い。
空になったカップを置いてリトライ。
動いた・・・
しばらくあちこち触って動作を確かめていたら部屋の戸が開いた。
はっとして見れば、朝一にもどってきたらしいカッパさんが立っていた。
「お帰り。」
『疲れた。風呂はいる。』
あれ？夕べは風呂にも入られないようなとこに泊まったのかな？
そういう疑問が顔に浮かんだのかして、聞いても居ないのに
『ほら、前に独立したって言うてた子の店に行ってそこで朝までや。』
そっか。飲み明かしたのか。なら味噌汁だね。
「味噌汁いる？」
『要る。』
カラスの行水のカッパさんが上がるまでにと急いで味噌汁を作った。
上がってきていきなり冷蔵庫をあさるので、何？と聞けば梅干・・・という。
味噌汁だけかと思ったけれどご飯も食べるらしい。
ご飯と沢庵と梅干とお味噌汁を並べて・・・あまりの粗食に
「卵要る？」
と聞けば要るという。
「出し巻き？目玉焼き？」
『出し巻き。』
「葱入れる？」
『入れて。』
しばし手を動かしていると・・・味噌汁をすすりながら・・・
『やっぱり家がいいわ〜。』
たった一日の出張で？
『愛妻もいてるし。』
思わず噴出した。
「どこでそんな言葉習ってきたん？愛妻って・・うぷぷ。」
『笑ってる？嬉しい？』
「笑ってる。呆れてね。」
なんやねん。とまた味噌汁を飲むカッパ。
「そういえば、昔はこうやってカッパさんにご飯出すのが嬉しかったわ。」
そんな頃にそういわれたら喜んだろうに・・・。
『今は長男に出すのが嬉しいんやろ。見てたらめっちゃ嬉しそうや。』
「あの子は甘え上手だからね。」
朝まで飲んでたの？と聞けば
その独立した子が開いたというバーに着いたのが午前３時で
ハゲ元さんが来たと聞いて、もともとの店の店長さんたちが店が跳ねた後
女の子を連れて合流してきたのだと話し出す。
ああ、あの仲のよいキャバクラのね。
キャバクラねぇ。
きっと関西弁をフルに生かしてハゲをカバーして楽しんでるんだろうなと感心しつつ。
『愛妻』って言葉をどこで習ったのかに思い当たって軽く頭を振った。
やっぱり雨の日はうっとおしい（笑）
|
|
|
前の月
