修行のようす?
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2007/03/27(火) 里帰りで地震
こないだの土曜日の夜
実家の父に呼ばれていきなり実家に帰った。

『まだか?!早く来い!!』

道中も携帯に何度も電話がかかる。
我が父ながらうっとおしい。
あいにくの春先の嵐めいた豪雨と暴風で、何度もハンドルが取られてひやひやする。

で、やっと着いたのだけど・・・・


はぁ?

『だから、ご飯がないの。』

と、母。
夕飯は終わっていて・・・それなら何処かで食べてきたのに・・・
仕方がないから冷凍庫にあったハムやベーコン焼いて食べた。
私と子どもだけなら良いけど、夫が一緒なのにこれは情けない。
母は私を軽んじるあまりに、私の夫にまで気を使わないけど
先に着いていた姉の夫にはお魚やらなにやらちゃんと用意したって言うし・・・
呼びつけて(父は夫の携帯に電話して呼び出した)これでは恥ずかしいやろ・・・まったく。

おまけにその夜、盛りのついた野良猫が家の庭で逢引してて
ぶみゃ〜ご、ぶみゃ〜〜〜〜ぁと大変うるさく
それに触発されて家の家の猫が外に出て行こうとして開かないドアに体当たりを繰り返して
バーン、バーンと大きな音を立て続けて眠れずに難儀した。


で、明けて日曜日のこと。
ぐわわんって音を立てて揺れたドアを見て・・・


ネコめ!!


って思っていたんだけど・・・どうやらそれは地震だったらしい。
他の家族がきゃー、きゃーって言ってる中ひとりでコーヒーを飲みながら
夫といい私といい地震には疎い夫婦かも知れんなぁと、自分で呆れたのだった。

2007/03/20(火) 卒業式


今日は娘ちゃんの小学校の卒業式だった。


家の娘が一番可愛いかった。(親馬鹿)


すっごーーく満足した。

2007/03/17(土) ぷんぷんっ
今日は長男の中学の卒業式だ。
卒業といっても中高一貫だからそのまま同じ敷地内の高校へ上がるんだけど。
けど節目だし、面倒だけどちゃんと出席予定でいた。

だのに!!!!!


『おい、恥ずかしいから来るなってよっ』


って、朝カッパさんに起こされた。
むっかあーーーーーー!!

いや、前日までにも何回か来るなとは言われてたんだけどね。



「わかった。じゃ、カメラ渡して写真だけは撮ってきてって言って。」


ムカつくから二度寝してやった。
ふん。こうなったら高校の卒業式には絶対行ってやる!!
思いっきり目立つお着物で行ってやる!!!
高校の卒業式のほうが恥ずかしいやろっ。

2007/03/16(金) 汚れちまった悲しみに
NHK教育の『日本語であそぼ』で中原中也の詩を
ちゃんかちゃんかちゃん♪ってな感じの三味にのせて
芸者さんの小唄みたいなおかしな調子で唄っていた。

聞きながら、あの詩はそういう風にしてはいけないだろう・・・って戸惑う。
詩人の世界観をおもいっきり壊すっていうか・・・例えるなら・・・

ほら、CMソングになってしまったから、
ショパンの前奏曲を聴いたら太田胃散を連想してしまうみたいな
そんな悲しい条件反射が仕上がっちゃってしまったら
あの綺麗な中原中也の顔写真ののった詩集を開いて・・・読み進めていきなり
あ、これ、ちゃんかちゃんかちゃん♪だぁ・・・って思い浮かんだりしたら悲惨だよ。
ちゃんかちゃんかちゃん♪は朔太郎だって遠慮したいって思うんじゃないかな・・・

けど・・・番組にもなってるくらいだし
もしかして標準語圏の関東ではあれは『あり』なのだろうか?
じゅげむじゅげむ・・・をなんとなく気持ち悪いメロディーで唄うのも怖かったが
あれも、もしかしたら関東の『粋な』文化の範疇なのだろうか。

それほど視聴率がないのかもしれない番組にあれこれ言っても仕方ないと思いつつ
やっぱなぁ・・・納得いかないなぁ・・・

2007/03/15(木) メールが来た
娘の受験終了後すぐ入学手続きの煩雑さに追われながら
一昨年長男がお世話になったホームステイ先のホストを受け入れる支度が始まった。

まず受け入れるという意思確認のため相手にメールを書く。
当然ながら英語だ。大嫌いな英語、苦手な英語。

返事を貰って・・・今度はLABOへの申請書類の書き込み。
これも半分英語。
えっと、受け入れてからの予定・・・英語で・・・
西日本に暮らすという土地の利を生かして奈良や京都などの古都巡り
海水浴と温泉・・・パーティーによるキャンプ合宿・・・
苦手な英作文を必死で書く。

あとは・・・家族紹介の写真を添付して・・・出来た!
大変だったな〜。やっと提出終了。ふ〜〜〜〜〜っ。



その晩、メールが来た。おお、長男のホストからだ。
なになに・・・

『確かに、彼は日本を訪問するプログラムを申し込んでいたのですが
 NYに暮らす祖父の病状が思わしくなく
 この夏、余分に6週間の旅行を組むことになり・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』





返事は考えてある。日本語の文面は浮かんでいる。
メールを受け取ってから4日たっている。早く英作しなくちゃ・・・と思いつつ
気力がま〜〜〜〜〜たく湧かない。
はう〜。

他のゲストを迎えるのならまた新しい書類の申請だし・・・
ううう。しんどいよぉ。

2007/03/14(水) 観察能力
月曜日のこと、某N市内の阪急門戸厄神駅近くへ出かけた。
出かけたついでに、駅近くのパン屋さんでパンをお土産に買った。

小さなパン屋さんだったけれど、近くに有名な神戸女学院などああるためか
趣向を凝らした感じのパンがたくさん並んでいた。
なので、一日限定8個だけとか言う
季節物の苺仕立てのパンなどゲットしてご満悦だったのだが・・・


「おかーしゃん、あのおっぱいのパン食べていい?」


次男ちゃん(5)に話しかけられて・・・
おっぱいのパン』って何だ???


「これ・・・ね、一緒でしょ、おかあしゃんのおっぱいと。」



それは鶯餡のアンパンをホワイトチョコでコーティングしたものに
小豆を乗せて鶯色の粉(抹茶ではない)であしらえてあったパンだ。
確かネーミングは『春を呼ぶなんたら・・・』だったはず・・・


じーーーーーっ。


確かに・・・似てるかも・・・私のおっぱいと・・・(がくぅ〜)
色目も緑色だし、なんていうの、乳輪のサイズが
普通の女性のおっぱいとは似ても似つかないからそんな連想はしなかったよなと苦笑する。

食べていいよというと嬉しそうにかぶりついた次男ちゃんを見ながら
ひたすら『乳輪がでかくて悪かったな・・・』とか
『次男ちゃんの審美眼のためにも、普通の女性の乳輪はでかくないってことを教えた方が良いのかな?』とか
いろいろ考えてしまうのだった。

2007/03/13(火) こりき蛙
PCにへばりついていると次男ちゃん(5)が抱きついてくる。
お腹に方耳を押し付けながら、むぎゅ〜っと感触を確かめてから

「おかあしゃん、すごいお肉です。もうご飯を食べるのやめたほうがいい・・・」

と言い出した。
全くこの子は・・・・と目頭を押さえつつしばし思案する。

やっぱいっちょ泣かしとくか。


しー「次男ちゃん、良く聞いてね、お母さんはもうすぐ蛙になるのよ。」

次男「はぁ?にんげんがカエルになるわけないやん。」

しー「でもね、お母さんは悪い魔女に呪いをかけられてしまったの。
   ほら、触って・・・こんなにお腹が膨れて・・・げこっ。
   あ、声までカエルになってきた・・・」

次男「げこって言うな!」

しー「次男ちゃん、げこっ。良く聞いて、げろげろ。お母さんカエルになったら
   もう一緒に暮らせないから武庫川に住むことにする。
   だから、次男ちゃん、武庫川まで会いに来てくれる?」

次男「一緒に暮らせないの?(うるっ)」

しー「次男ちゃん、一緒に居れなくてごめんなさい、げこげこげー。
   でも、お母さんきっと寂しいから、時々でいいから会いに来てっ、げこ!」 

次男「おかーしゃん、カエルになっちゃいやだー(びえ〜ん)」



ふ、たわいもない。
これでしばらくは泣かしてやれるね。

ほくそ笑んでいたら、期末テスト終了後に
打ち上げと称して遊びに行っていた長男(15)が帰って来た。

長男「ただいま、かーさん。これ、お土産。絶対かーさん喜ぶわ。(がさがさ)」

しー「あら、何かしら。」

長男「ストライク記念に貰った限定品やねん。
   言っとくけど貰ったんオレだけやでぇ。さすがオレ。
   おお、思ったとおりかーさんにぴったり!!」

しー「・・・・・・(怒)」

長男「ここに飾っとこう!(いそいそとPCの上に飾る)
   んー、ぴったし、って、なんで次男ちゃん泣いてるん?」

次男「かえるー。びえー、、武庫川いくぅよぉ・・・」

長男「え?ちゃうちゃうカエルちゃう。これはこりきやでぇ。
   ほら、ちゃんとお腹のとこぷよぷよやねんっ」

しー「・・・・・・・(わなわな)」



息子なんて・・・
 

2007/03/04(日) ふぐ
少しさかのぼって日曜日の日記。
夫の叔母さん夫婦がふぐをご馳走してくれた。

カッパさんが好きでないため、実家に帰ったときにしかふぐが食べられない・・・と嘆いたら
それじゃあ美味しいお店があるから連れて行って上げる!と言われて1年以上がたってすっかり忘れていたのだけれど
律儀な人らしくて、その約束が気になっていたからと本当に案内してくれた。

ふぐ。
ビールで乾杯、皮の湯引きしたもの、てっさ、から揚げ、白子、てっちり、ヒレ酒、次酒・・・おじや。

やっぱ美味しい。
なんていうか、メンバーが夫と姑の妹さんである叔母夫婦というけっこう気まずい状況で食べたのに
それでも美味しい。美味しい。おいしいいいいいいいい。
ふぐ最高! 最高ふぐ! あい★らぶ★ふく!

叔母さんはいい人で、人情家なんだけど・・・姑さんの妹さんだから
どうしても目線は姑さんの視線から見た私だもので
どんな話をしても、言葉を選んでくれたとしても
なんとか私を姑にとって有益な人間になるように持って行きたいという意思で話をされて
正直、すべての話がやんわりとしたお説教になってしまう(苦笑)

で、私の意見を控えめにでも言えば、横からカッパさんが

『お前はおかしい。お前は変や!』

って突っ込みを入れるから、そうやアンタは変や。鈍い!
って叔母さんが調子づく。

いや、話が見えても突っ込めないやん。
長年の経験で解ったことは、こいつに話しても解らん・・・って諦めてもらうのが一番だし。
だから意味が解らないって感じでスルーしたり。
ってか、ヒレ酒の美味しさに舌鼓を打ってるとほんとに聞き逃すし。

食べてるときは楽しく飲もうよ。ね。って心で言い続ける。うん。美味しい。


で、けっこう飲んでたら・・・


『アンタは何の病気ナン?ほら、病気自慢し。言うたら楽になるで!』


言いたくないんだけど・・・・病気の話って少しは私に好感を持ってくれてるかもって人や
全く関係ない他人様にだったらけっこうさらっと話せるけど
姑さんの妹さんに話をするようなものだろうか?
なんとなく話したくないんだけど、ってためらって流そうとしてみたけれど


『ほら、聞いたるからっ』


はあ・・・。あの・・・言わなきゃだめ?とカッパさんを見たらはよ答えろよって感じ。
・・・・仕方がないので説明をはじめる。

「私の病気は内膜症でして・・・良性の癌って言われてて
 死んでしまうようなことにはならないけれど、がん細胞が増殖したりするように
 子宮の内膜細胞の増殖や転移などはすっと続くから一生直ることはないものなんです。
 症状によって4期か5期に分けられるんだけれど私は4期でチョコレート脳腫のために卵巣が膨れ上がって
 茎捻転を繰り返して激痛が襲うので、手術しまいました。
 術後は、どうしてもバランスが崩れやすいし、神経に影響を及ぼすために
 生理周期に左右されて、半月ほど強烈な欝状態に陥ることがあります。
 こういう症状は理解されにくくて、だらだら過ごす様子から、俗に『怠け病』なんて呼ばれたりもします。」

と病気のあらましでありすべてかもしれないを語り始める。したら、

『卵巣がない?いつとったの?』

「結婚してすぐですけど・・・」

『卵巣がなくてどうして子どもできるの?』

「あ、片方はあるから・・・」

『そんなんでも出来る人は出来るねんね・・・』

「・・・・・・」



実は叔母さんには子どもがない。
健康で・・・なのにとうとう子どもができなかった。


ぽろりと一粒だけ落ちた涙を指で押さえて目尻付近で滲ませて小さな声で一言。

『私が子どもができないことでどれだけ辛かったか、わからんやろなぁ』


少しだけならわかる。
卵巣を取ったとき・・・内膜症だと子どもができにくくなるって説明されていたし
もう自分は子ども産めない体かもしれないと考えたときは悲しくて
とうてい覚悟なんて決められなかった。

はっきりとした原因がある病気であれだ。
健康な人だったら、今度こそ、今度こそって期待し続けて
同じ数だけ絶望してって繰り返してきたんだろう。
年齢からいっても子どもができないことに対して
モラル的にどうかとう言うような言葉もたくさん言われてきたんだろう。

同情しつつも・・・半面で、片方卵巣がないことや病気持ちであることについて
『そんなんでも』って言い捨てられたことに傷つく自分が居る。


女同士はマジに難しい。
ふぐが美味しいのと同じくらい当たり前にやりにくいんだ。


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