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2007/03/13(火)
こりき蛙
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PCにへばりついていると次男ちゃん(5)が抱きついてくる。 お腹に方耳を押し付けながら、むぎゅ〜っと感触を確かめてから
「おかあしゃん、すごいお肉です。もうご飯を食べるのやめたほうがいい・・・」
と言い出した。 全くこの子は・・・・と目頭を押さえつつしばし思案する。
やっぱいっちょ泣かしとくか。
しー「次男ちゃん、良く聞いてね、お母さんはもうすぐ蛙になるのよ。」
次男「はぁ?にんげんがカエルになるわけないやん。」
しー「でもね、お母さんは悪い魔女に呪いをかけられてしまったの。 ほら、触って・・・こんなにお腹が膨れて・・・げこっ。 あ、声までカエルになってきた・・・」
次男「げこって言うな!」
しー「次男ちゃん、げこっ。良く聞いて、げろげろ。お母さんカエルになったら もう一緒に暮らせないから武庫川に住むことにする。 だから、次男ちゃん、武庫川まで会いに来てくれる?」
次男「一緒に暮らせないの?(うるっ)」
しー「次男ちゃん、一緒に居れなくてごめんなさい、げこげこげー。 でも、お母さんきっと寂しいから、時々でいいから会いに来てっ、げこ!」
次男「おかーしゃん、カエルになっちゃいやだー(びえ〜ん)」
ふ、たわいもない。 これでしばらくは泣かしてやれるね。
ほくそ笑んでいたら、期末テスト終了後に 打ち上げと称して遊びに行っていた長男(15)が帰って来た。
長男「ただいま、かーさん。これ、お土産。絶対かーさん喜ぶわ。(がさがさ)」
しー「あら、何かしら。」
長男「ストライク記念に貰った限定品やねん。 言っとくけど貰ったんオレだけやでぇ。さすがオレ。 おお、思ったとおりかーさんにぴったり!!」
しー「・・・・・・(怒)」
長男「ここに飾っとこう!(いそいそとPCの上に飾る) んー、ぴったし、って、なんで次男ちゃん泣いてるん?」
次男「かえるー。びえー、、武庫川いくぅよぉ・・・」
長男「え?ちゃうちゃうカエルちゃう。これはこりきやでぇ。 ほら、ちゃんとお腹のとこぷよぷよやねんっ」
しー「・・・・・・・(わなわな)」
息子なんて・・・
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