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2009/08/09(日)
臨死体験
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道行く人がみな振り返るほど顔色が悪かったらしい。 一歩一歩が重く、それでも何とか帰ろうと重い足を動かしていた。 しかし、とうとう動けなくなり、しゃがみこんでしまった。
気がつけばいつの間にか山を登っていた。 右手には深い谷が見え、そこにはありとあらゆる動物がひしめいて歩いている。 それを見下ろしながら、山をどんどん登ってゆく。
何故こんなとこに居るのかしら?ここはどこだろう?
誰か訊ねる人が居ないかと考えながら歩いていると教会が目に入った。 教会の戸をくぐると、賛美歌を歌う人々。 シスターを見つけて「すみません」と声をかけてみる。 ところが完全に無視されてしまう。 聞こえなかったのかと何度も何度も声をかけるが無反応で 他の人にも試しに話しかけてみたが結果は同じだった。 とうとう諦めて、また外に出る。
また山を登って行き・・・道々人にすれ違うも誰も口を利いてはくれない。
大分あがったところで一軒の民家があった。
あー、お茶の時間だ。 続きはまた後で。
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