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2008/03/10(月)
アラベスク
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悲しみの雨が病まない。
今年の冬は本当に辛い。 別れが多すぎて。心が痛いよ。
去年は暖冬で、今年は凄く寒くなった。 だからなのかもしれない。 突然。 幼馴染のおばあちゃんが亡くなった。 幼稚園のとき幼馴染の家で遊んでると、おやつを用意してくれたおばあちゃん。 やさしい笑顔。 しわしわで、骨ばった大きな手。 時には怒られたけど。 もぅ会えない。
これが始まりだった。 悲しい始まり。
人は、寂しさで死ねるんだと感じた。 お祭りとか盆踊りで見知った人が4人続けて亡くなった。 もういない。 中には、『大往生』といえるひともいたけど、それでも悲しい。 もう会えない。
友人も亡くなった。 彼女は若かった。 将来有望だった。
目を閉じれば、あのキラキラした笑顔を思い出せる。 でも、もう二度と会えない。
時は記憶を風化させる。 させないで。って強く願っても。 時には誰も勝てない。 負けっぱなしだ。
いつか、わたしも死ぬ。 きっと人間は2度死ぬ。
1つは、生命が絶えたとき。
1つは、忘れられたときだ。
苦しい。
眠るのが怖い。
苦しい。
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