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2010/01/17(日) マグダラ レポ 5
マリア・マグダレーナ再来日公演『マグダラなマリア』 〜マリアさんは二度くら
い死ぬ!オリエンタルサンシャイン急行殺人事件〜 レポ5

他の皆も全員集合しています。そして、ここでついにマリアの死の真相が明かされます。
マリアが説明してもいいのだけれどそれじゃつまらないから…みたいな理由で、探偵役のアポロが謎解きをすることに、アポロは元警官だったと言うのでグレイス達が探偵役に指名したのでしたが、アポロはスパイを見つけるためのスパイ(というのか?)だったという事実が発覚。同行しているセシルも幼いスパイでした。
これからアポロが謎解きを披露しようとした時、なぎさが飛び出してきてマリアに拳銃を向けました。
なぎさは、マリアを殺せと指令を受けたスパイだったのです。実は、全国を飛びまわっているマリアにはスパイの容疑がかけられていました。
そのため、マリアには殺害指令が出ているのでした。マリアを殺せば上司の評価が上がります。
なぎさは自分がマリアを殺し、ピロシが殺したことにすればピロシの評価が高くなると考え、わざとHのイニシャル入りのハンカチを置いたのでした。
マリア殺害をピロシの手柄にしたくて。
しかし、ピロシはなぎさがマリアを殺そうとしていることに気づいていました。
ピロシは未然に防ごうと思い、マリアの目につくように「You shall die.」と書いたメモを置きました。
ピロシはマリアに注意を促したつもりだったのですが、それを見たマリアは究極の方法をとります。
つまり、死んでしまえば殺されない。
マリアは仮死になる薬を飲んで、仮死状態になりました。
これなら、犯人もマリアを死んだと思い、殺されないだろうと。この自殺行為がよくなかったので、地獄行きを命じられたようです。
なぎさがマリアに向かって発砲しようとした時、セシルがケルペロスの中に隠しておいた拳銃を撃って、なぎさを牽制しました。幼くても一人前のスパイ。
縫いぐるみにそんな仕掛けがあったなんて。
マリアは、各国の重要人物を相手にしているためにいろいろな情報が自然に集ってくるだけで、その情報をどうこうするつもりはない。スパイなどではない…と語りました。
これで事件は解決。

あとは現世に戻るだけなのですが、やはりマリアは戻れないようです。
マリアは、アンジェラに地雷を手配していたようで「投げて」と・・アンジェラが地雷を投げて大爆発。
マリアは大爆発の炎で自分のロウソクに火を点け、現世に戻ることができました。グスタフは大爆発が火事になって、罰則を食らったようでしたが。
マリアも無事に現世に戻り、再び列車のシーン。この事件をきっかけに、それぞれが新しい門出を迎えていました。エミリーは大富豪との結婚をやめ、本当に好きな人ができたら結婚する決心を。
そのため、コバーケンはエミリーの執事をクビになってしまったので、マリアさんに雇ってもらおうかと・・。
アポロはセシルにもう危ないことはさせない決心を。
グスタフは火事を起こした罰でしばらく黄泉の国の支配者を休むことになり、シャーリーと一緒に現れました。
グスタフはシャーリーと結婚したそうですが、グレイスとのことはシャーリーに秘密にしているようでした。グレイスへの多額の支払いも残っているし、可哀想です。(苦笑)
黒海夫婦は日本へ帰る決心をしました。
ピロシは歌手を辞めると言いました。自分は歌も売れないし、芝居もできないし、「もう声優ぐらいしかねぇな!」と言って、全員に「声優をバカにするな!」と怒鳴られました。(笑)

そして、マリアとグレイスが語り合います。
今度の事件で、一段と絆を深めた二人。
マリアの台詞で「待っているなんて私らしくない!」とか「人生なんて辛いものよ!それをどうするのかよ!」とか印象に残りました。「言ってることはよく分からないけど、それでこそ私の知ってるマリアよ!」と答えるグレイス。
その後、続いてマリアがグレイスにしみじみ語った言葉。
「人は二度死ぬのよ。生命が途絶えた時、そして二度目は忘れられた時。
 グレイス、私はあなたより先に死ぬのならそれで良いわ。
貴方が生きていれば私は死なない。あなたの中でいきつづけるわ!」
これが湯澤さんがこの芝居で一番訴えたかったことだと思います。
だから、「二度くらい死ぬ」というタイトルに繋がったのでしょう。
つづいて「ピアフとかいう若い歌手がきているらしいわ」とグレイスに言われ、マリアさんは舞台に向かいます。
M9 「エレジー」マリアさんが夜空に浮かぶ月様に乗って歌う。
美しく、愛おしく、敬愛。すこし、切なさを残しつくもマリアさんの心の強さ、広さを感じた。題材は、軽くないのに曲自体は重すぎず、軽すぎずというか、ラストを重厚にさせない湯澤さんの意図があるように思った。(いや、勝手に)

コレで、去年の忘れ物は昇華できたな。ふぅ・・・


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