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2009/12/24(木)
総決算
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色々あったな2009年。
2009年、それは例年稀にみる悪意にさらされた一年だった。 人間は優しさを持って生まれてこないのだということを痛感した。
大体、誰かの為にとか、無償の愛とか、思いやりとか何処にあるんだろう。 昔、以下のようなクイズを耳にしたことがある。
クイズです。 英語だと、世間を見渡せるモノ、 日本語だと、世界を支えてるモノ、 なーんだ?
答え、「EYE 愛」
愛が世界を支えてる・・・ 本当にそうか? 世間には悪意が蔓延しすぎていて、 悪意が世界を侵食してる。そう思う。
誰かの不幸をみて、嘲笑い。不幸な誰かと自分を比べて、安心する。
『ありがとう』を、適当に言う。思ってもない、でもありがとう。みたいに。 心の傷を得意げに自慢する奴。こんな奴にはならない、と思いながら言う『大変だったね』『可哀想だね』『辛かったね』
こんな世の中に誰がした? 人類の祖先たちだ。先人たちが積み重ねてきた時間によって、 確かに私達は進化した。 病気を治せるようなり、昔のようなリスクを追わずとも好きなところに行ける。 暮らしは豊かになったといえるだろう。
でも、心は衰退した。 脆弱な心、誰かを傷つけることも厭わない。 いつも抱えている渇望。
残酷な現実。
現実を夢だと思い、生きている人間はどれくらいいるのだろうか?
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