|
2007/12/19(水)
成長
|
|
|
昨夜館長から生まれた物体はとりあえず飼ってみようと思ってみたもののあの状態なのでどんな環境で育てたらいいのかわからない。 ご飯もなにをあげればいいのやら。ニュルニュル動く姿をみながら確認したが口があるようにはみえない。目はできてきているようだ。 館長の分厚い人脈網を張り巡らして某大学病院の脳外科医者がいるので相談。 寝ないで高速を飛ばし合流。 つくと研究室へすぐ案内された。容器にうつして館長はそのまま検査へまわされた。数時間後館長の体にはとくになにも異常はないとつげられ一安心。 生命体は容器の中にいれられなにやら栄養満点の液体につけられていた。つれてきた時に比べると形がだいぶ変化している。 人の形にだんだんなっているようだ。どうやら人間の成長スピードより遥かにはやい成長をしているようだと言われた。確かに手のひらにのせてもらうと明らかに昨夜とは違い頭から足までほぼできあがってきている。このままのスピードで成長していくとどんなことになるだろう。未知の生命体だから何がおこるかわからない。もしかしたら映画のように研究員を食い殺しすごい事件が起きるかもしれないと考えるとわくわくする。 時計をみるとすでに店に行かなくてはいけない時間になっていたので仕方なく友達にあとは頼んで後ろ髪をひかれる思いで仕事に。 仕事にきてみると全然お客さんが来ない。前代未聞の少なさ。こんなことならもっと観察していればよかった。 いまからちょっと仮眠をとってまたむかうつもりだ。まだニュースで大学病院が襲われた事件は流れてないから。
|
|
|
|