TAKAの日記
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2006/09/17(日) CALLING 前編。
。。もし僕の手が届くぐらい側にいれればそれは とても嬉しいことだけど。二人の重みにこの橋が崩れてしまうから。
ここからでもキミの声は聞こえるし表情だって分かる。
キミがこっちを見てさえいてくれれば。。


。。昼休み屋上。
結局 午前中 カズミに会うことはなかった。考えてみればクラスも違うし東館校舎をわざわざ抜けなきゃ出くわす事はない。

つーことはよ?
今までナニゲに校内で顔会わせれてたのは。。。俺が探してたわけじゃなく。。

「。。ってオイ。聞けよ!」ユウスケの声に我に返った。
目を開いたままボーとしてたみたいだ。

昼休み。。ま このまま5限はフケるつもりでユウスケとウメとライブの打ち合わせ中。作業が決まるならそのまま下校。。最近こうやってメイクハーフデイな日が増えた。自由度満載なガッコでなんとでもなる。
。。トクに今日はフケたい気分だった。

おはようからおやすみまで。。昔見たなんかのCMみたいだけど。
当たり前のようにあった挨拶が無くなるとヤケに寂しい。携帯を気にしない気にしない。。って暗示かけながらまだ慣れてはなかった。依存症ってやつか?数分に一度携帯を入れたポケットを意識するクセはまだ治りそうもない。


「。。ってオーイ。お前 オロすぞ?」
ユウスケの呆れた声がする。。。。またボーとしてたみたいだ。
ウメは寝そべりポテトチップを食ってた。ココはお前の部屋かというぐらいのくつろぎ様。。
コイツのキンチョー感の無さが、、まぁいいや。

「ユウスケ タバコ貰ってい?」

「メンタよ?」

「いーよ サンキュ」
珈琲の空缶を灰皿かわりに俺らはミーティングを続けた。缶に置いたままの煙草からの煙は天高く。。ついこないだまで真っ青だった空がウソみてーで。
ワタアメのカスみたいな雲に馴染んでは消えた。

ユースケはいつもどうりで。。俺に付き合うかのように2本目のタバコに火をつけた。。


今日朝 通学で聴いてきたブラックアイドピースがアタマの隅でリピートしてたのは、、きっと思考回路に隙間ができちまってるからだろうな。。


<タツヤ んじゃテーマそれでー。明後日までな!>
<。。マジで?>

ヤツは変わらずチーム業務をシキってくれてて。
とりあえず 聴いたと嘘をついたトラックファイル。俺はリリックを書くことを約束した。
そうと決まれば俺らは早々にフケることにする。裏門横の塀を越えればあとは明日手続きをするだけで。

「お〜い タッツヤー!」突然 校舎窓から呼ばれる。カズヤだ。。。5限目中だろ?

俺的にカズミとの事がバツが悪く少し振り返って逃げることにした。だって。なあ。ダセーじゃんよ?

「んにゃろムシかよ。」カズヤは中指を立て怒り狂った。。ってことはないだろう。心配してくれてるのは有り難いがこの手の話を踏み込まれるのは好きじゃない。すまん!カズヤ!また説明する。と心で思い俺は塀を飛び越える。。ったく。

うざくて最高?まぁ気イ紛れる友達がいるのはいい事だ。。
カズヤにはまた違うんだけどな。だから複雑だったんだ。


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