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2006/09/24(日)
2WEEK 前編。
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走る訳にはいかなくって 止まること不意に選んじゃって でも一生一緒にいるってコトは そう 最低も最高も一緒ってコト 一瞬の苦悩で崩れるんならね それはそれまでのコト。
。。俺ら3人のデビューライブまであと2週間。こうやってふざけあえる仲間がいることに 音楽の意味を見出したのもこの頃だ。。
その後 ライブまでの2週間はトクにこれといった出来事はなかった。サボリ気味に学校へ行き。ユースケとウメとつるみ。 カズヤとアユミの牽制をかわし。
。。カズミとは1度も会っていない。
いや正確には昼休みの移動で例によって屋上へ行く途中 1度だけスレ違ったんだけど 会話らしい会話は無かった。 互いが目をあわすのに勇気が必要で。。交わした想いとはまた別みたいで。気がつかれないように振り返ったんだけど。 そのトキにはもう他の生徒に混じってて 夏服のブレザーが淡く遠く見えたんだ。
<チーム名どうする?>ユースケの提案から俺らの昼休みは 幕を開ける。 ウメは食後のお菓子を相変わらず抱えコンリートの寝そべる。 俺は缶コーヒーを開けながら ヘッドフォンを外した。
<あー。。なんか。。任す。>やげやりでも無かったけどこういったコトは俺にはこだわりはない。名前がついてくるっつーか。。
<んー。。ウメは?>すかさずユースケがウメにふる。
<う〜ん?やっぱジモト意識つーかさ 意味もちたいかな?> 意外にもマトモな返答だ。ウメはこのユニットにいろんなアイディアを持ち込んでくれていた。仕切りのユースケといい、俺の役割ってのはまだ見えてこなかったのに申し訳ない気もしたが それでも今はよかった。
<地元ねー。んじゃ、、街の名前モジって。。なんかねぇ?>
<いや ないのかよ!>とりあえずツッコんどいた。 俺らの街 ガキっこって言うんだけど。愛着も正直微妙。 生まれ育ってはいたものの ココしか知らないってのは郷土愛ってのはまだ育たないな。
<んじゃー・・・をモジってO-GXKX!>
<まんまじゃん!>今度はウメのツッコミ。
<う〜ん んじゃO−GKって書いてゼロ GKってのは?>
<よしソレでいこう> ふざけて安易に答えてみる。
。。。結局他に有力候補もなく俺らはO−GKと名乗ることに決定した。こう 名前が決まるとなんとなく引き締まる。 ライブまであと2週間、もうひとつコレといって特別でない2週間にはもうひとつ出来事があった。街で変なヤツと仲良く?なったんだ。
カズミから月の画像が送られてから数日。俺は日に1〜2回くるメールにテキトーに当り障りなく返信し。音楽を聴きまくっていた。踏み込んだ内容のメールも送れない、送りたくない感じでもあるし かといって無視するのも違うし。、複雑?でもあった。ライブの為の練習もあったし、ガッコから帰れば生活の流れが止まらないよう 必死に音楽を聴いていた気がする。。 今日って日がまた楽しかったって言えるように ひたすら聴きまくっていた。意識しない日常ってのはスゲー時間が早くて いつの間にかエアコンをつけなくても眠れるほど涼しくなってて。 ・・携帯をいつも確認するクセも少し治ったみたいだ。
歌詞によって瞬間瞬間フラッシュバックはしては消え。 小さいキズはイッコイッコで成り立っててるのかもな?
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