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2012/02/06(月)
駆け抜けた蒼龍 ツドウ
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前にちょっと書いたけど、『河井継之助 駆け抜けた蒼龍』のDVDを買って、本日視聴。
がっつり書けそうやけど、くどくなりそうなので簡単に感想。
何か「優しそうな」継之助(役、18代目中村勘三郎)やな〜、と。 司馬遼太郎の『峠』の継之助は(その内心はともかく)クールなイメージがある。 その『峠』やと、長州藩士の吉田稔麿が継之助と会った時に師匠の吉田松陰と比較して、
松陰→温かみがあって包み込む雰囲気がある 継之助→突き放すような雰囲気がある
両作共に、奥さんのおすがさんと接する時の態度を比べてみると分かりやすいかと思う。 江戸へ行く事を伝える時の言葉の柔らかさが違う。 ただ一つ付け加えると、峠の継之助は所々でおすがさんのことを高く評価している。
…う〜ん、まあどう評価してええもんなんかはあれやけど、『峠』や大河ドラマ『花神』の高橋英樹演じる継之助とは違う継之助像を伝えてくれる作品やと思う。
2時間半では足らんから、NHKの大河ドラマで河井継之助をやってくれい。
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