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2009/11/16(月)
ヒトのフリ見て パキラ
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ま●だらけグランド●オスに本を売りに行ってきた。
いつも、まん●らけには絶版や同人誌などちょっと捻ったものを持っていくのだが、今回は普通の漫画を持ち込んでみた。
査定担当はうめだ店のベテランさんで、手際もスピードも申し分なし。査定金額も十分に折合いがつく、むしろ見積もりよりもかなり高かったくらいで、パーフェクトな内容だった……と言いたいところなんだけど、そうは問屋がおろさない。
残念なことにその店員さん、ギャルゲー系のムックの山を背を見ただけで手にも取らずにはじいちゃったんだよね。まあ、ちょっとタイトルを知ってりゃはじきたくなるような物ばかりだったんで、バーコードを通すまでも無いって気持ちも分かるんだけど、そこはそれ。たとえポーズでもいったん手にとって検品するフリをするのと、良く見ずにボツにするのとでは、売り手に与える印象にだいぶ差が出るんだよね。しかも、そのムックの間に背だけでは見逃すような版型の違う本や薄い冊子が挟まってないとも限らないしね。
実際、今回はカバンから出して積み上げた段取り上、そのムックの山の間に同人誌が挟まる形になってたの。かの店員さんは知らないうちに、その同人誌までいっしょにボツにしちゃってたってわけだ。当然俺は知っててやってるんだから、あらためて山から同人誌を抜き出して最後にモリケンに差し出したんだけど、知らずに売りに来てるお客さんの場合、最悪そのまま処分ってオチだってあり得るわけ。もしそれが貴重な商品だったりしたら目も当てられないよね。
よその査定額もさることながら、査定時の応対なんかが売り手に与える印象って、レジの向こう側にいると意外と気付かない点が多いのね。だから、俺は時々同業他社さんへ買取してもらいに行ってみるの。金をもらった上に勉強もさせてもらえるんだから、まさに一石二鳥なんだよね。今回もいい反面教師になりました。
買取の心得 「査定時はフリでもいいから手に取ろう。ゴミの中に金があるかもしれないよ?」
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