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2009/06/23(火)
穴埋め日記〜来るヱヴァの為に〜 パキラ
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最終話【リビングの隅っこでヲイと叫んだパキラ】
「新世紀エヴァンゲリオン」が始まって26回目の水曜日。あいも変わらずテレビの前でアホ面を下げながら、家族の冷たい目線にもめげずにアニメ観賞に勤しむパキラ。最終回のエヴァは、前回に引き続き、シンジの内面描写で始まる。僕は僕が嫌いだ≠セから皆も僕がきらいなんだ≠ニか、僕には何もない≠ニか、皆が褒めてくれるから<Gヴァに乗ってるんだとか云々。 そんなんどうでもええから、物語の決着をさっさとつけてくれよ、あと15分しかないんやで、とあせり始めるボクの心を察したように、ミサトさんが救いの手を。
「あなたは何を望むの?」
つまり、なんだ。シンジくんの望むままに世界が変化するんでっせとな?自分の世界は自分自身がつくるんだ≠チてことか。 それをうけて、場面は一転。ゲンドウとユイがリビングで和気藹々してたり、食パン咥えた綾波にぶつかってパンチラしたり、アスカがアスカらしすぎるほどアスカだったり。と、いままでの鬱屈した世界が一転。でもって、シンジの結論がボクはここにいてもいいんだ≠セって?
そしておめでとう!≠フ大合唱。
あれ?これでいいの?っていいわけないだろ!! 一見、ハッピーエンドにみえる大団円な最終回だが、何かがおかしい。そう、シンジは自分の居心地がいい世界を選択したんだよね?それって結局自分の殻に閉じこもったままなんじゃないの?
そんな疑問がしこりとして残ったまま、「ナディア」を「ザムーン」で味付けしたような最終話が終了。例のごとく、次の日の学校ではエヴァの最終話は話題にものぼっていなかったのでした。
次回予告 エヴァがブラウン管から去って早一ヶ月。余韻など何処吹く風で、新しく始まった「VS騎士ラムネ&40炎」のキャッチーなOPと、久々の熱血系主人公の活躍に心をアツくしていたパキラ。しかし安穏としたパキラのアニメライフは長くは続かなかった。ニュータイプ誌に踊る「新世紀エヴァンゲリオン」劇場版決定の記事。完結篇を銘打った作品の企画。最終話以後しこりとなっていた何かが、完結≠フ文字によって蘇る。期待と不安を胸に抱き、パキラの心は再びエヴァへと魅かれていくのだった。
次回、「テレカの価値は?」で、サービスしちゃうわよ!!
新劇場版まであと3日
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