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2009/06/28(日)
エヴァンゲリオン 破 見た 小池塾
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エヴァンゲリオンというのは「成長しない物語」という事が至上命題だった。 先の新劇場版ではその前提を全て覆した。 成長してしまったのである。
シンジは誰の為でもない、自分の為に戦う事をついに覚えた。 レイはついに自己を確立した アスカはエヴァに乗らなくても生きる意味を見出せた。 新キャラのマリはアホの子なので、そもそも悩みなんか無かった。
テレビ版+旧劇場版で延々と無限ループを繰り返し解決しなかった主人公達の悩みやトラウマを、たった2時間の新劇場版の枠内で全て答えを出し完結させてしまった。 最早この時点でクライマックスにしていいくらいなのだが、嬉しい事に劇場版は後1回分残ってる。
ついにトラウマの無限ループを打ち破ったシンジ君達に庵野は何をさせる気なのか。 ここからは「成長しない物語」という旧版の枷に縛られず、どうにでも物語を自由に転がせる分期待が膨らむ。 是非庵野には何かをやらかしてもらいたい。
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