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2009/07/11(土) 漫画サイコー(教育的に) 小池塾
【今日の漫画】「裁判員の女神」画:かわすみひろし 作;毛利甚八

タイトルどおり裁判員制度の漫画。

学校で裁判員制度を扱った授業があるので、とりあえず事前に制度への理解を深める為、「解説、漫画で解る裁判員制度」を探し求めて本屋を散策した所、この漫画を発見した。

さすがに「萌えて解る裁判員制度」ではいかがなものかと思うので、かわすみひろしくらいの絵柄なら調度いい。電車で読んでも恥ずかしくないね、うん。

かわすみひろしのすっきりした絵柄とコマ割り、詳細な裁判員制度についての解説で、下手な参考書より解りやすい。
絵柄だけでなく、物語もオーソドックスさ強調した感じで、裁判員制度についてのリアルなシュミレーションを通じて読者に制度への理解と問題提起をなるべく解りやすく伝えようという、どちらかといえば法務省あたりが作った教育ビデオ臭がしなくもない。

しかし、裁判員制度という日本人には全くの未知だが身近になりつつあるテーマを扱った物語は、決してつまらなくない。
全くの未知のテーマを扱う作品は、ただそれだけで話を面白くできる可能性を持つ

最も、物語自体は前述したようにオーソドックス。人によってはかわすみの毒の無い絵柄やストレートな物語が偽善くさく見えるかもしれない。裁判制度を扱う物語なら尚更。

ただ作中ではいまだ裁判員制度への明確な答えは出しておらず、次巻以降、様々なケースの事件で裁判員制度の問題点も詳しく炙り出す様子(たぶん)。物語的な発展もまだこれからなので期待したい。

大阪府の一般人が裁判員に選抜される可能性は、おおよそ年間50分の1と言われる。50年生きてたら一度は選ばれる可能性が高い。漫画でじゃなくても、一度は知っておかないと、突然選ばれでもしたらビビルよ。

オススメ度 ★★☆☆
「マンガで解る〜」で受験を乗り切った経験のある人へのオススメ度★★★★


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