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2009/08/05(水)
中二病小説をたまに見るのはいいかも
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「天川天音の否定公式」葉村哲〈メディアファクトリー文庫刊〉
本当に久しぶりでした。何か、中二病の話をしていた話を見るのは。 朝、天川天音という可愛い転校生がやってきた。 それだけならどうでもよかったのだが、葦原雪道は夜の高校に現れた天音に襲われた。 しかし、それは薄桃色の彼女の本来の髪ではなく、灰色銀であった。さらに金色の瞳ではなく、青い冷たい瞳をした少女であった。 「探していたんだよ。葦原雪道」 彼女はそう答え、雪道に襲いかかる。 そこに 「見つけたドッペルゲンガー!」 と言って、もう一人の天音が、巨大な大剣、風無きを持って現れた。
その彼女こそ、朝に会った彼女であり、とんでもないじゃじゃ馬だった。
否定公式「かまいたち」という技を繰り出し、天音の姿を盗んだドッペルゲンガーを撃退するものの、また彼を襲う可能性があり、天音は雪道を守る(おとりにするとも言う)と言い始めた。
こうして、雪道の日常はおわった。
何かもう、中二病っぽいオープニングですね。
美少女に魔法のような武器、主人公が守られる。 ハーレムもの。 さらに言うと主人公はある期間から前の××がない。
ふふ、久しぶりに見ましたね。コテコテの中二病小説。 けれども、ここまで突き抜けた話を見るととても楽しいです。
現代系中二小説要素が、集まっているので研究的にはいいかもしれませんね。
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