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2009/09/30(水)
やはり今年は何かが違う パキラ
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合宿から帰って以来、とある計画のために、高校時代のツレへのギリ立てから長年距離を置いていた〝東方〟と初めてちゃんと向き合っていたりする。
そんなさなか、先だって諸々の事情でモリケンから買い取った「東方星蓮船」を紐解いてみて驚いた。これって「信貴山縁起」だよね?
元来国文好きな俺なんだけど、神話と仏教説話はかなりツボで、この「信貴山縁起(絵巻)」はストーリーもさることながら、絵に格別の思い入れがあったりなかったり。伝鳥羽僧正の「鳥獣人物戯画」、河鍋暁斎の「放屁合戦絵巻」についで3本の指入れているお気に入りだったりする。最近じゃ漫画のルーツだなんて吹聴されてたりもするんだけど。特に〝尼公ノ巻〟の最後のシーンの絵が良いんだよ……。
でもって、ゲームを眺めてたら久々に本物が見たくなったんで、ちょろんと調べてみたら、信貴山の今年の特別陳出(この絵巻、信貴山の縁起で全3巻なんだけど、オリジナルは奈良の国立博物館に収蔵されてて、年に1巻ずつしか里帰りしないんだよね)がちょうど当該の〝尼公ノ巻〟だったり。これはもう行くっきゃないよね?
ってことで、月末は信貴山(聖地巡礼?)ハイキングに決定です！
あ、あと余談だけど、神主はついに旧作に踏み込んで行く気なのかな?あぁ懐かしの「怪綺談」。聖白蓮戦は見ていて少しワクワクしました。
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