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2010/11/12(金)
アオイホノオ モリケン
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今月に入ってからひたすらに楽しみにしていた島本和彦「アオイホノオ」5巻。 最後の着地次第でもあるが島本和彦最高傑作の予感を常に感じる。
「アオイホノオ」は島本和彦大学時代の自伝的漫画ではあるのだが、 登場人物があまりにも有名な人物が多く、その登場人物の魅力・インパクト に主役が負けることもしばしばである。
5巻では我らが大先輩GAINAX武田さんがSF大会の事で出てくるのだが これがまたヤバイ(笑) 人の似顔絵を漫画に落とし込んで、キャラ作りをさせたら島本和彦は トップクラスじゃないのかと思うぐらい。
これからおそらく武田さんがどんどん絡んでくるだろうと思うので 僕らは必読ではないかと思う。 ただ本書の主役との掛け合いではなく、庵野とのDAICONでの話だろうと思うが。
「アオイホノオ」は一歩間違えるとGAINAX誕生ストーリーのような漫画ではあるが、 主役はホノオモユル=島本和彦なのである。 青春時代の根拠のない自信を綴ってはいるが、楽しませてくれる しっかりとしたストーリーとなっているので一読を。
しかし、島本和彦は自分の事を描かせたらなんでこんなに上手いのに その他の漫画は島本風にいうならメーターを振り切った読者置いてけぼりな 漫画ばかりなのですかね。
だからこそ僕は一番好きな漫画家でなのですが。
【パキラより】 毎度のことながら、島本の似顔絵はヤバイよな。 赤井や山賀が出てくるたび、似すぎてて吹きそうになるもん。 こないだ登場してた今は無き「喫茶ソラリス」一度は行ってみたかったな。我等がサンセは登場するのかしら?今後の展開が愉しみです。
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