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2010/04/12(月)
【漫画】『げーせん』を読んだ ツドウ
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◆『げーせん』 江崎ころすけ 宙(おおぞら)出版 720円 http://www.amazon.co.jp/dp/4776729202
ゲーセン業界のことをゆる〜く描いた漫画。
「アミューズメント〜」っていう感じのゲーセンではなくて、「ゲームセンター」という響きがぴったりとするゲーセンの話で、店員の仕事を始め、プライズの設定、売上、ボタンのメンテナンス、風営法、大会等が描かれている。
俺は店員経験はないけど、客側の人間として読んでて「あるあるw」と思える内容が結構あった。
で、この漫画の最後の方にある主人公のセリフで、
「学校とか年齢と関係なく仲良くなれるのって、ゲーセンならではなのかな。」 「いろんな目的で、いろんな人が来るけど、みんな遊びに来てるんだもん。ゲーセンて楽しいトコだよね。」
と。
人によっては色々とあるやろうけど、俺は学校と年齢どころか、他府県の人とも知り合えた。
今はインターネットを介することで幅広く交友を深めることが可能になったということもあるとは思うけど、やはりゲーセンで皆で集まって遊ぶのが一番楽しいと思うし、根本にあるものだと思う。
また『場』であるゲーセンについても、そこが人を結びつける何かがあり、そして楽しい場所であれば尚良し。
格ゲー始めて5年を経過して、今までいろんな所に行ったけど、一番良かったゲーセンは、
富山県の高岡ガディス(08年春に惜しくも閉店)
高岡駅の地下街にあって狭くて独特な雰囲気のある店やったけど、温かみのあるゲーセンだった。
2回目に行った時は、店長の幹久さんに長距離遠征の労をねぎらってもらった時は正直嬉しかった。
今でもよく覚えている。
閉店直前の大会の時にはいろんな人がガディスの狭い空間に結集し、皆思い思いに楽しんでいた。
あの時はKOFとバトコロの大会があったわけやけど、格ゲーやらなさそうな中年の人とかも複数人いて別のゲームで楽しんでいた。
俺は現地の人間ではないので詳しい事は知らんけど、ガディスは多くの人に愛され、多くの人が交流することが出来たゲーセンだったのでは?と思う。
皆で店長と集合写真を撮ったり、花束を渡したりしていたので、そうであると信じたい。
仕事やら何やらでゲーセンに行ける時間は確実に減ってきているけど、ゲーセンを通じて知った世界や、知り合った人達との交流は大事にしていきたい。
皆さんも機会があれば、『げーせん』を読んでみては如何でしょう?
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