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2011/12/11(日)
てんさい!! 三國
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公開から1週間が経ったので、一応こっちにも感想をのせときます。
以下は12月3日の午前2時ごろのツブヤキからの転載です。
「ひ、評価難しい…。初見でのインパクトではハルヒに及ばず…かな。相変わらず芸の細かい演出で、かわいいシーンは思いっきりカワイかった……but、いろいろ詰め込み過ぎでそれぞれのシーンが少しだけ散漫なように感じられたのが残念。ドキュメンタリー映画としてなら90点以上。生っぽさにこだわり過ぎた演出がアダになったか?一発のカタルシスには欠けたけど、スルメに期待してもう一回!」
で、本日6回目を見てきたワケですが、評価はおおむね変わらず。エンターテイメント映画なのだから、やはりある程度のカタルシスが欲しかった。「けいおん!」の映画としては、あえて展開に大きな起伏を作らず、いつものHTTをできるだけフラットに描くってスタンスが大正解なんだけどね。TVシリーズを磨り減るぐらい見たファンなら、ロンドンへ行っても相変わらず放課後≠ネメンバーや、梓へのプレゼントのくだりに感動を覚えるのだろうけど、一見さんにはチト厳しいデキだったのは否めない。実写では不可能な演出を盛り込んで、アニメならではのドキュメンタリー映像に仕立て上げていたのには脱帽したけどね。正直、小津を超えたと思う。ドキュメンタリーを撮ってる監督さんには是非見てもらいたい。
あと、これでもかって程パロディーが豊富なので、マニアックな客は何度も通って紐解くスルメな楽しみ方が出来るけど、それも映画本来の楽しみ方じゃあないので、ね。
やっぱり60点。
追伸 ロンドンから帰国する際の飛行機が飛び立つ場面、かなり既視感があったんだけど、何の作品だったかどうしても思い出せない。誰か元ネタ知りませんか?わかったら教えて下さい。
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