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2011/05/12(木)
全6巻 西羅
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ねんがんの事件屋稼業を全巻コンプ。
ギャグとシリアスが良い感じで入り混じった、谷口のハードボイルドものの最高傑作。
１巻から通して最後まで読むと、本当に泣ける。
１０数年越しの連載で完結した作品なのだが、時代の変化から取り残されていく連中の心境が、谷口ジローの作風の変化と奇跡的にリンクして、最終回では何ともいえない感動と寂寥感が。
少し前に読んだはずの最初の巻が何故か懐かしく感じて、またもう一度読み直したくなる。
次は谷口のシートンのコンプでも狙おうかな。
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