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2012/11/21(水)
009見てきた ガマク脳
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↑どうして殴ってくれなかったんですか!??(歓喜)
いや、私が罵倒されないと文が書けないマゾかどうかというのはさておき、映画の感想(ネタバレ注意な)をば。
「人は容易く堕落する」としまむらくんは劇中で仰せになっていたわけですが、豚の代表格から見ても納得の淘汰オチ(多分)でした。一部の人間が状況の平均化に抗おうが、大半は性と金(と名誉か)にしか興味が無いうえに増殖率は高いしで改善率より劣化率のほうがは圧倒的に高いわけで。
言い換えればすごいクソ真面目な神様でした。性質上の特性とはいえ、もったいぶった自己紹介も解説もなしに状況打破(解決ではない)に向けて一直線。最近見た作品はあぐらをかいてたらブン殴られていたような超越者ばかりだったので新鮮でした。加えて、劇中に緊張感をもたらす重要な役割を果たしてるし。良い。マジメな神様はいい。
最後のアレも、ご都合主義と言うよりは、平均的神の使徒の行動パターンを超克したしまむらくんへのご褒美と、彼と極小数に対しての自己主張を兼ねているあたりプライドの高さが見て取れます。もう少し柔軟性がないと、残った人類のつけるあだ名が「シンドローム」で定着してしまうのがわかってるんだろうか、こいつは‥
神様がしまむらくんに一旦満足してくれたかはさておき、ぜひ次は地上の悪魔「黒い幽霊団」をどうにか出して欲しいもので。
話題の殴られるメガネ3Dですが、凹凸のはっきりした地形を前に出すことでここまで奥行きが出るんですな。メリケン映画の美しすぎる3Dより見せ方に応用がきくんじゃないかな!(003のおっぱい揉みながら)
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