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2012/05/12(土)
劇場版 ストライクウィッチーズ パキラ
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今までシリーズを追いかけていたなら、絶対満足できる出来≠チと、とある方からハードルを上げられまくっていたので、スクリーンで見なきゃファンとしてモグリだろうと思い、最終日に無理やり時間作って見て来ました。
率直な感想は、鼻血までは良かった≠ナす。船内火災のシーンも許します。芳佳ちゃんのひたむきさがTVよりマシマシだったので、まァ再び空へ≠熾S歩譲って大目に見ようと思いました(2期のラストに満足していただけに、本心としては否ですが)。エンドテロップの後のアレも、仕方ないです。しかしながら、敵を目の前にしてのイチャイチャ、オマエだけはダメだ。
件のシーンのお陰で、序盤から中盤までにTVシリーズにも増して丁寧に描いてきた戦うこと≠ニ生きること≠ノ纏わる描写とそれにともなう緊張感、そしてなにより芳佳ちゃんの思いがいっぺんに台無しになってしまったんだから。通信が回復した戦場で真っ先にすべきことは、現状の的確な把握と伝達のはず。画面上のカタルシスのために、土壇場でそれぞれにできること=Aそれぞれがすべきこと≠ェブレてしまっていたのが、とても残念でした。
フミカネ、鈴木(貴)の仕業であろう、随所に散りばめられたマニアックなミリ描写も良かった。バルジとか、霧の中の大和にはニヤっとさせられたしね。ひっさびさに勢いの乗ったヤタガイ無双(のはず)のコンテもキレッキレで爽快だっただけに、ホント残念極まりない。
そんな感じだったので、今までずっと芳佳ちゃん一筋だった私ですが、この映画で初めてペリーヌさんに転びそうになりました。だって、彼女の成長と今後を暗示するかのような描写が秀逸だったんだもの。
65点
余談 帰りに寄った下村で、新商品買ったらこのザマだよ。 あれだけ貢いだら、ちょったァ気持ちが伝わったようです。
めっちゃカワイイ……
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