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2012/05/13(日) 今日の漫画 「大砲とスタンプ」  西羅
架空の世界と戦場を舞台にしたミリタリー法螺漫画だが、前線で戦う兵士ではなく、後方で物資や補給品の調達、管理などを担当する兵站部隊、銃をもたない兵士達が主役の話。
大組織の中で書類や物品管理に奮闘するお役人のドラマでもある。

軍隊において重要ではあるが、あまり注目されない兵站という分野に目をつけたストーリーが面白い。
宮崎駿は「前線での殺し合いのシーンばかりを描いていては、戦争のリアリティーは伝わらない」という姿勢で、兵隊達の日常生活にこだわった戦記漫画を描いていたが
この作者のスタイルも、それに通じるこだわりが見えるね。
全体的にデフォルメのきいた絵柄も、宮崎駿やモリナガヨウのそれを思い出す。
戦争に対する、オタクらしい俯瞰した見方の現れでもあるんだよな、こういうのは。

基本的にコミカルで、読後感は悪く無い感じだけど、人が度々死んだりと、戦争ドラマらしい緊張感はある。
むしろ、このコミカルさが戦争に対するブラックユーモアを増してる感もあるな。
1話完結のドラマとしてなかなか悪く無いので、ミリタリーとか興味ない人でも、そこそこおススメ。
少しでもある人には、超おススメ。


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