|
2012/05/06(日)
氷菓 2話 感想 西羅
|
|
|
ますますホラーな印象が強まってきたよ。
ヒロインも、可愛さを飛び越えて、不可解でちょっと不気味な印象まで出てきた。
色々見所あるけど、今回一番気になった表現は、ラストの喫茶店で「お前と漫才をする為に〜」うんぬんのくだり。
えるちゃんの無作法と、天然でズレた言動に、主人公がイライラきて、「帰る」と言い放つ。
原作では、ここはお約束なヒロインと主人公の夫婦漫才的なノリの一幕でしか無かったが
そういったアニメ的な流れや常識にとらわれず、夫婦漫才にしないで
本気で主人公の苛立ちを描いてるのがこの作品の凄い所。
かみ合わない相手との漫才的なやり取りなんて、リアルではムカつくだけだもんな。
さりげないけど、なかなかできそうでできないよ、こういう表現。
この場面に象徴されるように、全編にテンションやノリが合わない人間関係の不安感が漂っているね。
この不安定さが、どう変化していくかが、この作品の主題か
|
|
|
前の月
