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2013/04/18(木)
それは私のおいなりさんだ 西羅
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「変態仮面」見たよー。
何といいますか、素材は最高なのに、調理（脚本）の仕方間違えて、色々惜しいことになった、それでもそこそこ美味い料理食った気分かなあ。
おいなりさんを駆使した、アクションシーンも、肉体美と股間を強調した変態仮面の造詣もツボを外しておらず、ナイスだと思う。変態仮面に覚醒した主人公が、世間の悪を退治しながらも、「俺は変態じゃない」と葛藤する前半部の流れが、まさにスパイダーマン。
その前半の流れを撤退して、突き詰めてくれれば良かったんだけど、途中から変態仮面以外の変人やら妙なロボットやら、漫画っぽい敵が大量に出てきて、相対的に変態仮面の存在感が薄れてしまってる。
あくまでリアルな日本社会の中で活躍する変態ヒーローという構図を強調してこそ、変態仮面は最大に輝くというのに、そこの所までスパイダーマンのパロディーやテーマ性を追求できなかったのは、本当に残念。
話のテンポも、そのせいで大分悪くなってるね。
ヴィランは、偽変態仮面一人で良かったのになあ。
フオオオオオオオオ、消化不良。
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