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2013/07/21(日)
仁後真耶子について私が知っているほんの少しだけの事は 三國
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まぁ彼女がまだハムスターだった頃から全力でヲタクやってりゃあ、特に贔屓でない声優にだって一家言ぐらいあるってモンで。実力で売れる前に切っても切れないキャラクターを背負っちゃって、それが売れちゃった彼女だから、やりたいコトとやるべきコトの板ばさみの中、当然いくつもの葛藤があったのです。
今井麻美だったなら、なりふりかまわず大声で主張できるし、特別な舞台すら用意してもらえる。中村繪里子だったなら、大勢の前でそれを伝える機会さえ与えられる。
仁後真耶子も、高槻やよいになってから彼女らと同じだけの時間を過ごしてきた。高槻やよいとしてやらなければならないこと≠ニ仁後真耶子としてやってみたいこと¥ャさなインタビューなどで垣間見せる葛藤。でも彼女らのようにハレの場でそれを伝える機会はなかなか与えられなかったんだよね。
そんな彼女は7thでアニメ以前の高槻やよいとアニメ以後の高槻やよいを完璧に表現して見せた。今の高槻やよいが彼女のなかで完成したんだな、と感慨深かった。続く冬フェスでの彼女のパフォーマンス。高槻やよいであることに折り合いをつけた彼女の高槻やよいを演じる事に迷いが無くなった突き抜けた姿がとても素晴しかった。
そして『生っすかカーテンコール』に収録された「slapp happy!!!」。彼女がずっとやりたかったけれど出来なかったコト。力いっぱい表現されたその歌唱に、確実に一歩を踏み出した仁後真耶子の姿が見えた。
今回の8thツアーは各会場ごとにリーダーユニットが設定されていて、ユニットに歌って欲しい曲を事前にリクエストができた。大阪会場のリーダーユニットは仁後真耶子と滝田樹里。だからボクはそんな思いを込めて「自分REST@RT」をリクエストしたんだけれどもね。
そしたら、なんとソロパートで「slapp happy!!!」が来やがんの。やっぱり、この曲はそういうコトだったワケ。こちらの期待の斜め上を行くアンサー。これには正直ヤラれたね。
他にも見所、聞き所、盛り上がり所満載だった大阪公演2daysだったんだけれど、仁後真耶子、今回は貴様がナンバーワンだ!
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